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心臓がふかく爆ぜている 崎谷はるひ/志水ゆき


09.10 幻冬舎/ルチル文庫 \619
★10/10

今月一番のヒット。
泣きに泣きました。

主人公というか崎谷さんに共感。
なんで卑屈な心をこんなに理解してるんだろう。

ダメな主人公が好きです。
シャットダウン系じゃなく攻撃系。
「しじまの夜…」の朝倉もそうだったけど、崎谷さんは攻撃系主人公も書いてくれるので嬉しいです。

崎谷さんの攻撃系受は自分の分身のような気がするから、主人公の気持ちや周りのキャラクターが主人公に言うセリフがダイレクトに心に届くのかな。
そういう主人公が愛されたり許されたりすると、自分も励まされるような気がするのよね。

相手にいやな思いを『させられるのがいや』、なのではない。相手にいやな思いを『させる自分がいや』なのだ。

あと、お互いが初恋じゃないのもいい。
性格の善し悪しや優しさで上手く恋愛がまわるわけじゃない、そんなもどかしさも描かれているのよ。

攻めが万能に見えて意外とうかつ者だったり大雑把だったり、そこらへんの生身感も良かったな。
友だちなら気にならないレベルだし、逆に親しみを持てるくらいのもの。
でも恋人となると全く別で、ましてや付きあったばかりともなれば言行動ひとつひとつにアンテナはってるから、そこが逆に歯がゆくなってくる。
それでも、面倒くさくても難しくてもいいから傍にいたい、という感情。
生の感情を描いてるなあと思ったわ。

「面倒くさいけど、斎藤さんのためなら、面倒くさいこともしようかなあと、そう思います」

Q&Aのように行動できないキャラクターたちが愛おしい。
だから、崎谷作品が好きなのかな。
背景描写もうまいことストーリーを盛り上げてくれます。

おかげで今日は寝不足でした。
崎谷作品、分厚いほど面白いと思います。
厚くなった分だけ、にじみ出てくる(隠しきれない)心理描写が描かれている思います。






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BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2009-11-26(Thu) 18:47:40】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

花がふってくる 崎谷はるひ/今市子


08.05 フロンティアワークス/ダリア文庫 \571
★8/10

崎谷はるひ、好き。
やっぱり好きだなー。

抜群の読みやすさ。
五感にかんじる背景描写も逸品。
そして、わたし自身と崎谷登場人物たち(とくに受)のシンクロ率がとても高く感じます。

ご本人もおっしゃる通り、今回はすこし地味めのお話でした。
今市子さんの挿絵イメージどおりの雰囲気です。

涼嗣(攻)がひどい男です。
BL読みらしからぬ、理名に感情移入してしまいました。
おもわず、秋祐と涼嗣は絶対に別れる!
とかおもったりして(笑)
でもやっぱり、秋祐が幸せになれてよかった、とおもうけど。

崎谷はるひ作品の中では、中くらいに好きかな。
でも、あとがきに崎谷さんのこの作品に対する思いを読んで、すごく愛しくなりました。
そして、読めてよかったなーとおもいます。

でも、そろそろブルーサウンドシリーズが読みたいです。



BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2009-07-03(Fri) 15:39:56】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

しじまの夜に浮ぶ月(再読:さやぐれた夜に) 崎谷はるひ/おおや和美



なんていうか、フィルム付き魚肉ソーセージをフォークに何度ももこきざみに突き刺しながら「シネシネシネ」と呪いの言葉を吐きつづけたい夜があります。
電波ですみません。
ちなみに「シネ」の対象は、他の誰でもなく自分自身だったりするから始末におえません。
でも、多かれ少なかれこんな夜は誰にでも訪れるとおもってます。

そんな時は本の力を借りて泣きます。
なるべく自分と同じ心境の泣ける本を引っ張りだしておーんおんおん泣きます。
自分の悲しみを思って泣ける人はどれくらいいるんだろう。
想像で泣くのは容易いけれど、いざその場に自分が存在していると泣くことはできません。
泣いたが最後、足下が崩れおち奈落の底へすっころげていきそうになるわね。
だから、少し距離のある主人公の力を借りて、他人事として泣きます。

そしてやさぐれた今の私の気持ちをそのまま受け止めてくれるのが「しじまの夜に浮ぶ月」です。
この主人公の浅倉は、今まで読んできたどのキャラクターよりも「私」に近いなあと思っています。
ひねくれ具合といい天邪鬼さといい、誰でもいいから傷つけたいと思って癇癪をおこすことといい。
ここまでひどくはないが、泣けるほど健気で自己犠牲精神旺盛な主人公たちに比べると、あきらかに私はこっち側の人間です(苦笑)
あらためて言わなくとも、今まで本の感想を書き好きなキャラクターを語ってきたので羞恥(周知)の事実だわね。
健気な可愛い子ちゃんを自分と重ねあわせることが出来ないくらいには、客観的に自分を見ているわよ。
浅倉が女だったら、心底唾棄すべき女として見ます。
男だからこそ、自分との距離ができて可愛くみれるというマジック。
意外なBLマジック。

寂しくて泣きたいときは健気な主人公の話を読んで泣くけれど、自己嫌悪で泣きたいときはこの小説に限ります。
(洸さんの闇の抱擁・光のキスもけっこう使える)

最近、泣けるBLに出会ってません。
性格の悪い悪役が主人公の泣けるBLはないものか。
悪役の脇役もスピンオフで主人公になると健気になるからなあ・・・。







BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2008-08-03(Sun) 01:15:52】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

キスができない、恋をしたい 崎谷はるひ


★7・7/10
スーパーSE×オバカ

欲を言えば、最後にもう1不幸欲しかったけど(笑)、やっぱり崎谷はるひ小説は面白いなあと思いました。
最近バカが嫌い(といってもエリート好きってわけじゃなくてよ)なので、どうだろうと懸念しつつ読みましたが、杞憂でした。
主人公のオバカ・・・じゃなくて脩は本当に心配になるくらいオバカです。
頭が悪いオバカじゃなくて、自分の心にも人の心にも疎いオバカちゃん。
思わず哀れみの目で見てしまいます(笑)
そんな脩を人間として育ててくれるのが仕事バリバリのSE憲之。
真面目理系の皮をかぶってけっこうムッツリ。
時間をかけて脩を開発していきますが・・・エッロー。
エロシーンを読むのって、珍具を使ったりアクロバティックな体位をするようなオモシロ級じゃない限り、そんなに好きじゃないんですが、崎谷さんの書くエロは大好きです。
今回も開発というだけあって、ひとつひとつの手順が丁寧に書かれていて読み応えあります。
「ほら濡れて来ただろう」「いやん、いつもはこんなんじゃないのに~」「なんだ濡れやすいじゃないか」「ああん」
というもんじゃなくて、本当に開発って感じなのがとっても可愛い。

街子さんの絵好きだなあ。
街子さんって設計を引いてたんじゃないかと思うんですが、どうだろう。
線の感じが設計を引く人の線っぽい。
きれいな線だよねえ。



BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2008-04-17(Thu) 11:30:37】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

平行線上のモラトリアム 崎谷はるひ/高永ひなこ


★5/10

白鷺シリーズのスピンアウトです。
白鷺シリーズはいまだに挫折し続けていますが、スピンアウトならばと思って手にとりました。
崎谷はるひ氏の作品は好きなものが多いし、挿絵は高永ひなこ氏はおいしいタッグなのです。
主人公の弥刀は表紙右の攻め男です。
なんせ白鷺シリーズを読んだのはかなり前。
弥刀がどんなヤツだったか、ほとんど記憶の彼方でした。
やっと思い出したのが、以前教師していたという件。
あの生徒をバカにして何も教えようとしない嫌な教師か!(偏見)
一気に読む気が失せてしまいました・・・うう、ごめんなさい。

結果、白鷺シリーズ(スピンオフでも)は冷静に読めないことをやっと自覚。
絵とか映像とか、そっちの話はどうしても客観的に読むには無理なもよう。

受け子の佐倉くんがいい根性の持ち主で、ドライ&クール&すっぱい関係の二人は私好みのカップルになるはずなのに。
長い年月生きてれば、知りすぎていて読めない世界や思い入れがありすぎて素直に感じれない話があるものね・・・。
きっともう一越えしたら、純粋に楽しめるようになるのかもしれません。

話的には、攻め男がウジウジウジウジしていて、読みようによっちゃ面白い話でした。
でも、どちらかというと受け視点の話が好きなので、佐倉くんサイドから読みたかったナ。

BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2008-01-08(Tue) 22:32:54】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

不埒なモンタージュ 崎谷はるひ/タカツキノボル

不埒なモンタージュ 不埒なモンタージュ
崎谷 はるひ (2006/11)
フロンティアワークス

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★5/10

ショタ子は嫌いじゃありませぬが、これはショタというよりも女子高生ですな。
女子高生なら許せるワガママや泣き虫も、男子高生18歳がやると大変なことになってたわ。
けっこう許容範囲は広い方だと思っていたんだけど、久しぶりに「うぜえ」と思った未直(受)でした。
そんな未直の手管に(私にはあれが天然だとは思えませんー!)ひっかかった攻めもたいしたことねえなあ。と。
おもわず言葉遣いも荒くなっちゃうわよ。

とはいえ、崎谷さんなので読みやすくて、さらさら~と読み終えられたのがよかったです。
分厚いページもなんのその。

私は崎谷さんのブルーサウンドシリーズだけが好きなのかしら。
それともブルーサウンドがおおや和美さんの挿絵だから好きなのかしら。

まあ、文章が好きなのでいいんですけども。


BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-06-07(Thu) 11:32:02】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

くちびるから愛をきざもう 崎谷はるひ/神葉理世

くちびるから愛をきざもう くちびるから愛をきざもう
崎谷 はるひ (2007/02/01)
角川書店

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★7/10

ケモノ×おかんって感じで。
受け子のおかんぶりがいい感じ。
神葉さんの高校時代の攻め男の挿し絵が良かった。
子犬系。


BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-06-06(Wed) 14:15:42】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

恋は乱反射する。(1st Love“初恋”) 崎谷はるひ/冬乃郁也

恋は乱反射する。―1st Love“初恋” 恋は乱反射する。―1st Love“初恋”
崎谷 はるひ (2006/11/30)
角川書店

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★8/10 (ネタバレ)


冬乃郁也さんの絵があまり好きではないので漫画は買わないつもりだったんですが、ここまで伏線をはられていて漫画編を買わないでいられるわけあるかー!
崎谷さんは脇役カップルで伏線を張るのが上手いよねえ。
だけど主役カップルにもキッチリと愛がつまってて、すごい神経に行き届いてる作家さんだなあと驚きますな。

さて、今回のお話は、16歳差の年上攻めカップル育て系。
紫の上計画を実行する攻め様は、受けちゃんが2歳の頃から目をつけています。
爽やかな笑顔にあま~い態度に裏には、なかなかの腹黒さを隠し持っているお方でした。

面白かった。
こう続けて崎谷本を読むと、崎谷さんの口癖(小説の)とか好みの展開がわかってくるところも面白い。
もっともっと崎谷さんの本が読みたーい!というわけで、崎谷本買出しにでも行こうかと思ってます。
ただ、ミルクラシリーズを今読み返しているんだけどやっぱりイマイチなので、ごく最近の崎谷本が好きなのかもしれないなあと思っています。

崎谷本、エロ回数が少なくて濃度が濃いのが好みです。










BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-06-04(Mon) 11:39:04】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

絵になる大人になれなくても 崎谷はるひ/ヤマダサクラコ

絵になる大人になれなくても 絵になる大人になれなくても
崎谷 はるひ (2006/07/15)
幻冬舎コミックス

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★8/10

崎谷本はどうしてエロシーンも面白いんだろう。
きっと、よく喋ってるんだよね、エロシーンでも。
たぶん、それ。

ぶ厚い崎谷本が好きだと思う。


BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-06-03(Sun) 14:16:23】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

しじまの夜に浮かぶ月 崎谷はるひ

しじまの夜に浮かぶ月 しじまの夜に浮かぶ月
崎谷 はるひ (2007/03)
角川書店

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★10/10 (ネタバレ)

最近面白いBL小説が多くて嬉しい限りです。

はるひ作品の中でも一番大好きなブルーサウンドシリーズ。
今回は西麻布に舞台を移しての展開。
海の香りがするはるひ節が好きな私は、ほんのりと不安要素を残しつつ読み始めました。

いやはやどうしてブルーサウンドシリーズにはずれはないわ。

朝倉がいいんだ。
自虐的なだけじゃなくて、攻撃型の自虐っ子。
大好きです。
だけど、瀬理ちゃんを傷つけた後、心の中で「ごめんね」と後悔するところに可愛げが見え隠れするのよねー。

攻めのケネスは、HAHAHA!とかいって笑い出しそうな感じ。
実際に近くにいたらこのポジティブさに惹かれると思いますが、本で読む限りじゃ鼻をへし折ってやりたいと思うタイプだわ(笑)
ただこういうポジティブな人に限って、涙なしでは語れないダークな過去(銃で親を亡くしたとかいうのがありそう)を背負ってたりするはず(といういやらしい読み)
ケネスの何に一番好きかって、日本語じゃさんざん敬語のくせに、母国語じゃけっこう口が悪いんじゃないか、という所。
口の悪いケネス、いい……(笑)
ぜひとも朝倉には英語を取得していただきたく、アメリカでの生活を語っていただきたく(私の妄想では朝倉はすでにアメリカでケネスと同棲中)

最後のケネスの子供じみた仕返しがすっごく可愛かった。
きっとこれから先もケンカが耐えないカップルになるだろうなあ。

大智への複雑な思いをいだいているのが面白かった。
大智×朝倉でも、けっこううまく回る気がしたりして。
大智は朝倉のことを深く知ったらハマるタイプだと思うんだなあ。
こういうグズグズのドロドロの子を放っておけないはず。
だからこそ、あの後も何かを気にかけているんだろうけどねえ。
でも瀬理ちゃんもケネスも好きなので、これはこれでいいんだけど。

例えば大智×朝倉だったら大智はへたれずにワイルドで強引なタイプになったろうし、山下×朝倉だったら朝倉の性格が柔和になるんだろうなあ、と妄想するのが楽しかった。

それに、朝倉の大智や山下への思いが「幻想だった」んじゃなくてよかった。
ちゃんとそれらをステップにしてケネスに行き着けて良かったね~って感じです。

ブルーサウンドシリーズで一番好きなカップルは(ストーリーじゃなく)、大智×瀬理ちゃんです。
その次がケネス×朝倉だな。

これを読み終わって、嘉悦×藤木編を読み返したくなりました。
朝倉視点で見た嘉悦はおちついていて大人だったけど、「目を閉じれば~」での恋にあえぐ嘉悦を改めて読み直したい。
今度はそのギャップが楽しめそうです。






BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-05-31(Thu) 11:05:29】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

チョコレート密度

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崎谷 はるひ (2007/02)
角川書店

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★8/10

はるひと距離を置きたいと願ってから3ヶ月。
はるひ!やっぱりあたしが間違ってたわ!!あなたが好きなの。あたしの期待を裏切らないのは、やっぱりあなただったのよ。はるひ、許してーええええ。
はるひ作品は、右も左もやさぐれボウヤのパターンが面白いのかもしれない。
主人公がイイ子の場合は好みじゃないっちうか、それは私がヤンチャ受が好きなせいだろうか。
いや、答えはいらないんだが。
犬がポイント高い。
基本的に、犬とか猫とか出てくる小説には概して甘い評価になってしまうんだが、これも例に漏れず。
コーギー君です。2匹です。
名前はヒバナとテツ。名前の由来は、鉄の造形作家である風見(攻め)によるもので、仕事を愛してるんだな、この人。

未来の展望もなく人と深入りすることを恐れていい加減な人生を好んで歩んできた城山(受け)は、風見のところのお犬さまのお世話アルバイトを友人から紹介されるのだ。
気難しい性格だという風見は、なぜか不思議と一目で城山を気に入ってしまい、即座に採用。
つかず離れずの距離を保つ二人だったが、とある誤解から風見は城山を強姦する。
本来は攻めであるはずの城山だが、見も世もなく風間の手管に陥落していく。

このカップルでもう1作書いて欲しいと思いつつも、宇佐美カップルの例もあるので、1冊で終えておいた方が得策かもしれぬ。
新キャラのミハルがかなり気になりますが、眼鏡受けはいーらーなーいー(あとがきより)
いやいや、そんなことを言ったら、何千何百人の眼鏡っ子(含む)属性の方々から叱責をあおりそうだ。
とはいえ、やっぱり個人的に眼鏡っ子はBL界ではあまり好みじゃないんだよなー。
記号のようにパターン化してるところが気に食わない。
ミハルの話なら、リバが読んでみたい。
リバそんなに好きじゃないんだけど、はるひさんのリバなら結構おもしろそうかもしれない。
最初はミハルは受けで、不意をついて攻めになって、やっぱり最後は受けってパターン希望。
こんなことを望むのは少数派だろうが。

はるひ、満足しました。
新刊のブルーサウンドシリーズ、がぜん読む気がわいてきた。
とはいえ、家にある積読BLを消化させることが先決だけど。

BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-04-01(Sun) 20:33:10】 | Trackback:(0) | Comments:(31) | [編集]

キスは大事にさりげなく 崎谷はるひ/高永ひなこ

キスは大事にさりげなく キスは大事にさりげなく
崎谷 はるひ (2005/06/30)
角川書店

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★5/10
おっかしいなあ。
わたし、崎谷さんが好きなんじゃなくてブルーサウンドシリーズだけが好きなのかもしれない。
一目惚れした付き合いだしたはいいものの、日を追うごとにズレを感じる恋人のような(笑)
正直、ちょっと説教くさい。
そんな正しい人ぶってくどくど言った果てには、あんたが一番駄目じゃん、みたいな攻めが一体どうなのかと、おい、眼鏡。
そこをカヴァーするのが、実は一番真っ直ぐ見えてる藍ちゃんなのか、と思えば、ボーイズラブは成立するんだが、ちょっとあれです。
美術物はいかん。
自分がハンパに詳しいだけあってハンパなりにも自分の思想というものが凝り固まってしまってる頭のかたい大人になってしまったので、ちょっと軽く手が出せるジャンルじゃないのよ。
学生時代に頭がおかしいくらい考えてた美術系のことを、こう説教くさく書かれるとちょっとダメ。
絵を描く者に対しての1つの考えしかない説教じみた台詞を聞くだけで、もう腹んなかがトグロまく勢いで反発するんで無理。
ちょっといつもより毒舌ですが、ごめんよ。
こう、純粋にあれだ。わたしがダメな人なんだ(笑)
帝デの生徒に対する、あの教師のやる気のなさがもう本当にダメなのよ。
弥刀の先生ぶりが、なんか、そりゃ生徒もやる気なくすだろうよ、と思える雰囲気を読んじゃうわたしがダメな人なの。
あ、冷静に読めてません、わたくし。

でもね、白銀みるくの美術系のは本当に「ああ、そうそうそう。この葛藤がね」って感じでわかるのよ。
逆に、全く異次元的な美術の世界ならば、それは別物として読めるんだけど。
たんに、絵に対する崎谷さんとわたしの考えることが互いに相容れないものだと思うわ。
ちょっと、崎谷さん、当分離れます。
また、今の嫌悪感が薄れた頃にお眼にかかりたいと思います。
あーわたしって心が狭い。






BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2007-01-29(Mon) 23:02:31】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

カラメル屈折率 崎谷はるひ/ねこ田米蔵

カラメル屈折率 カラメル屈折率
崎谷 はるひ (2006/08/31)
角川書店

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★5/10

面白かったと思います。
でも、やっぱり崎谷作品の中じゃブルーサウンドシリーズが一番好きなので、そこまではハマらなかったかな。
何よりも、続編が楽しみで。
伏線の風見×城山が半端なく気になって萌えちゃって、崎谷先生、続編速攻プリーズ!!
城山のおかげで俄然ハチミツ浸透率を読み返したくなりましたよ。
むふふ、むふふ。
それにしても、崎谷作品は、いっつも感情移入がしやすいなあ。
肌に合ってるのかもしれませぬ。

BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2006-11-06(Mon) 14:15:11】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

振り返ればかなたの海 崎谷はるひ/おおや和美

6月発売文庫振り返ればかなたの海


そういえば、感想書いてなかったなあ、と思い出しました。
ブルーサウンドシリーズ第3弾の『耳をすませば~』は諸事情により、途中で止まっております。

一葡(受)ちゃんが可愛くて可愛くて。
山下がかっこいいのにへたれで。
山下が微妙にオヤジで、エロ以外はストイックなのにエロがエロくさいのがいいんだなあ。
やっぱ崎谷さん、いいわ。
今んとこ、新しめのBL作家さんで、一番好きかもしんない。
崎谷さん、とりあえず全読破する勢いで。

BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2006-09-25(Mon) 22:20:15】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ミルククラウンのためいき 崎谷はるひ/高久尚子

ミルククラウンのためいき


睡魔のせいで、半分やっつけ仕事みたいな読み方をしてしまいました。最低だ。
だから、正直あまり内容が頭に入ってないデス。
まことに、かたじけない……。
でも続きは買いますよ。しっかり覚えてなくても面白かったですから。

脇役の義一と玲二が気になりました。
この人たちで番外編が出ていたはず。違う?
それを読むのが楽しみです(笑)

もちろん主人公カップルもいいんだけど、多分、シリーズを読むごとにさらに面白くなっていくんじゃないかと思います。

今回は、拙者の不覚といたすところでござる。

BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2006-07-20(Thu) 22:34:59】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

目を閉じればいつかの海 崎谷はるひ /おおや和美

目を閉じればいつかの海


ああ、久しぶりに心底面白いボーイズラブ小説を読んだわ。
一ヶ月オキくらいで、面白いBL小説にあたるのかしら?(笑)
とは言っても、買ったのは1ヶ月前なんですケドネ。
ブルーサウンドシリーズと言うらしいです。バーレストラン『ブルーサウンド』を軸に様々なボーイズラブが展開される第一作目がこれです。
ルビー文庫でおおや和美さん挿絵ときくと、タクミくんシリーズを思い出してしまうのですが、あれも面白かったが、こっちも面白かった。
ルビー×おおやタッグはハズさないな!(笑)

というわけで、大人な恋愛でした。
相手を想って一方的に別れを告げた主人公聖司(受)
それから十年、今でもかつての恋人が忘れられない聖司が店長をつとめる『ブルーサウンド』に、その恋人、嘉悦(攻)が現れた。聖司を忘れられないと告げる嘉悦の左薬指にはシルバーに光るリングが。

爽やかなんです。
海の薫りがするんです。
すごい丁寧な背景描写だなあと。だって、景色が想像できるんだもん。潮の音とかラジオのBGMとか雨の音とかも聞こえてくるような感じ。
一気に世界に引きずりこまれます。
そして、聖司と嘉悦の不器用な再愛。それを取り巻く、優しくて可笑しい同居人兼バイトたち。
誰もが不完全で、キャラ立ちしてる。
涙涙の展開のわりに謎解きは意外とあっさりなんだけど(笑)それにいたるまでの経緯が本当に面白い。
真雪ちゃん、もしかして今まで読んできたボーイズラブ小説・漫画の中で一番好きな女の子キャラかもしれません。
瀬里と大智の関係を匂わせつつ、聖司と嘉悦のストーリーも面白いなんて、憎い演出だわあ、崎谷先生!
そうそう、何に驚いたって、二人のエロシーンに驚いた。
『昼は淑女、夜は娼婦』それを地でいく人だったのネ、聖司さん。
ものすっごい粘っこい。
さっきまでは、爽やかで切ないBL小説を読んでたはずなのに、気づけばいつのまにやら官能小説!??
コレですね!?(二の腕を叩く)
崎谷はるひ本を集めることになりそうです。
これはクセになります。



BL小説 サ行  崎谷はるひ | 【2006-07-03(Mon) 23:09:30】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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