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高将にぐん/こうじま奈月 恋するしっぽ

恋するしっぽ (プリズム文庫)恋するしっぽ (プリズム文庫)
(2011/03/23)
高将にぐん

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【好き】
甘々 ★★★★★
ラブラブ ★★★★★
ブサイク  ★★☆☆☆
ヤンデレ攻 ★★★★★


猫耳リーマンがあまり好きではなかったので、しばらく遠のいていた高将にぐんさんの小説。
サラリーマンには、あまり萌えないもので……。

今回は、”ぶさいく受け”に反応しました。
でも、そんなにブサイクブサイクしてなかったので、暗くならずに楽しく読めた!
ブサイクな俊太くんが、ブサイクならでは(失礼)の卑屈な性格じゃなかったからかも。
卑屈ブサイクを読みたいときもあるけど、今はこれくらいがちょうどいいかな。

そして、攻めの響がヤンデレすぎる!
ヤンデレの意味がいまいちつかめなかったけど、「これをヤンデレというに違いない」と気づいたほどヤンデレだった。
にぐんさんはヘンタイ紳士と称されてました。

わたし、ヤンデレ攻めが大好きです。

仕事はしっかりこなしてるから、病ンではないのかな?
いいBLだった!!

そしてにぐんさんの小説とこうじま奈月さんのイラストはイメージがバッチリ合いました。
かわいいBLには、こうじまさんダヨネ、というイメージがあるの。

最近再びブームがきてる明神翼さんともタッグをくんで欲しいなぁ、とひそかに思ってます。
(って、ブログに書いたら全然ひそかじゃない)
明神さんも、かわいいBLってイメージで、夢乃咲美さんとのコンビは最強だと思ってます。
それと同じくらい、にぐんさんの小説にも合う気がするんだよーう。

単純に、わたしがこうじま奈月さんと明神翼さんのブームがきてるだけなのかもしれないけど……。

あ、忘れてた!
さくらとぼたんの二人も気になりまする。
この二人がどうこうとは思わないけど(あまりイメージがわかない)、この三人がそろうとほのぼのして好き。

いいBLでした(2回目)




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BL小説 タ行  未分類 | 【2011-08-16(Tue) 02:17:44】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ユーレイに関する小さな事件簿 滝井ルカ子/橘水樹・櫻林子


08.12 メディエイション/飛鳥新社 \600
幽霊 演劇 コメディ
★9/10

これはかなり面白い。
文章・展開のテンポがかなり好きです。
幽霊相手だから最後はもしかして・・・と不安がよぎりましたが、力技でハッピーエンド。
そういうところも好きな理由です。
コメディを崩さない意思の強さを感じるわ(笑)
すごく肌に合う。

耽美シリアスも馬鹿コメディも好きだけど、コメディがどんどんシリアスに救いようがなくなっていくのだけは苦手。
耽美シリアスからコメディになる分には、まったく問題ないけどさ。
だからこの本を読み終わったときは、もう「たのしかったー」という気持ち100%で幸せでした。
単純に「本って面白い!」と思える。
本当に面白い。
すごく好きで面白すぎて、あっと言う間に読み終わった。

感想を思いのままに書きたくはあるんだが、億が一にも私の偏った感想文が滝井さんの小説に1ミリでも影響を及ぼしたらイヤなので、このままひっそりとエールを送りたいと思います。

キャラクターもストーリーも好きだけど、文章も好きなんだよねえ。



BL小説 タ行  未分類 | 【2009-02-20(Fri) 12:38:21】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

猫耳サラリーマン 高将にぐん/蒼井せり


08.09 白泉社 \533
★5/10
サラリーマン メガネ 魔法使い 猫耳

ことあるごとにエロにいきつくんで、小説であまりエロシーンを読まない私にとっては1冊の内容にしては薄味でした。
いっそ魔法の国へいってくれた完全ファンタジーだったら楽しめたかも。
セリフとかノリは前作と変わらずアップテンポで面白かったです。


BL小説 タ行  未分類 | 【2009-01-28(Wed) 13:48:01】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

幸運的生活のススメ 滝井ルカ子/橘水樹・櫻林子


★8/10

新しいレーベルを新人作家さんということで、期待半分だまされたつもり半分で読み始めました。
けっこう好きだわ、この作家さん!

話は、超幸運体質の男と超不運体質の男のBL。
コメディ調で進んでいきます。

会話のテンポがおもしろくて、マイペースですっとぼけたキャラクターが多いせいか、(読みながら)ツッコミをいれるのが楽しくてたまりません。
この楽しさは、菅野彰さんのBL(エッセイでもいい)と同じでした。
菅野さんほどふいに「人生とは!」とくる深さがないぶん、終始笑いの渦に巻きこまれつづけられることができました。

そして兄弟のやりとりが面白くて好き。
他人といるときと兄弟といるときの差ってのが好きなんだなあ。
兄弟といるときの大人気のなさ(笑)
泣くなよ、そんなことで!とツッコむと同時にかわいいなあと心がほっこり。
女性キャラも等身大で描かれていて(ううん・・・等身大というにはのびのびしすぎているが(笑))、声が聞こえてくるような楽しさ。

えらそうに言うなら、文章のセンスがある作家さんだな~と思うわ。
最初の1P、いやいや最初の3行読んで、こりゃ手応えあるわ、と思ったほどツボです。
テンポがいい。
久しぶりにBL・ライノベの中で、文章で読ませる作家さんを見つけたかも。

昔から、頼りない実兄よりも気の強い幼馴染のほうをボスと認めてぱったぱったと尻尾を振っている感はあったが、まさか嫁にするほどの服従姿勢とは思わなかった。
気を抜いちゃいけない、全知り合いを敵か味方がで分けたら、最終的には弟は敵だ。


ここだけ切り取ってもダメか?
この前後の繋がりがあってこの文章が面白いわけですが。
超不幸体質なのに悲壮感がないですよ。
ちょっとやさぐれちゃいるけど(笑)
たまにドーンと自分の殻にとじこもっているけど、基本ツッコミなせいで(周りのキャラのせいでツッコミにならざるをえない)その悲壮感すら笑える。

早く次回作が読みたいです。
まだまだ1作目なのでどんなタイプの作家さんなのかわかりませんが、この本を手にとった自分を褒めたいっ!
本当に聞いたことないレーベル&作家というだけで手にとったので、きっと電波がいい働きをしたんだわ。

これを読むと、ケーキが食べたくなります。
それが一番辛かったこと(笑)
今から買ってこようと思います。








BL小説 タ行  未分類 | 【2008-08-02(Sat) 12:29:31】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

君に捧げる求愛 高岡ミズミ/西崎祥


★5/10
メジャーリーガー×花屋

挿絵に相変わらずメロメロ。
しかも前作に引き続き、野球~♪
と思うんだけど、なんかノれませんでした。
おっかしーなー。
今回の受け子ちゃんはちょっと大人し目だったかしら。


BL小説 タ行  未分類 | 【2008-04-24(Thu) 16:09:13】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

百年の恋 高尾理一/円陣闇丸


★6/10

題名から勝手に連想して吸血鬼物だろうと思ってたら、人間でした。
でもお貴族さまなので、当たらずとも遠からず(ちがうちがう)

先祖の悲恋に憧れてウィンベリー伯爵家へやってきた凛は、当主のヒューから財産を狙いにきたと勘違いされお屋敷に監禁される、という話。

わからず屋のヒューに腹をたてつつ、でもそんな過去があったら凛を疑うのも仕方ないよね、と思いつつ。
やっぱイギリス伯爵家といえば、広大な森に馬!
敷地の中で迷ってしまう凛と、それを救いにくるヒューにときめきました。



BL小説 タ行  未分類 | 【2008-03-25(Tue) 10:51:37】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

キミログ 高将にぐん/室木チカ


★10/10

これも年初めに読んでいたのに、面白すぎて気合いれて感想を書こうとしたら、こんなに経ってしまいました。
たしかまだ感想文は書いてなかったはず。
心の中の感想文は書きとめてしまっていたので、リアルに書いたんだか書いてないんだかわかりません。
記事が見つからなかったので、書いてなかったと思います。

おもしろすぎて笑った。
今年初めてのBL小説だったので、いいスタートが切れました(笑)
なにが面白いって、曽原のブログのテンションの高さが面白い。
そして、とっさに嘘をついたりするところとか、顔色を変えないところとか(たまに固まったり赤くなったりしてるけど)がなにげにリアルで面白いです。
大好きすぎた。
好みすぎた。
高将さんについていく。
決めました。
だって、曽原が読む本読む本深読みできたり男色の話だったりするんだもん。
南原さんのだけは読んでませんが、その他は全部読んだっつーの。
曽原の本のセレクトがナイスすぎてツボにはまった。

高将さん、次作もたのしみに待ってます。
好きな小説家さんが増える予感です。

BL小説 タ行  未分類 | 【2008-01-26(Sat) 00:35:39】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

Green Light 玉木ゆら/蔵王大志


★8/10

おもしろかったー!
高校生っていいヨネってかんじです。
初々しいっ!

主人公の泉(受)は攻撃型の孤独ちゃん。
意地っ張りで可愛いです。
意地っ張りすぎともいうが、可愛いです。
蔵王さんの挿絵効果ともいう。
泉の外見描写はないんだけど、蔵王さんの絵を見たら「これならちょう意地っ張りでも許す!」ってなもんです。
あ、基本的に意地っ張りっ子好きだけど。

そして攻の夏木は男女ともども人気絶大の王子様のようなお方。
でも本当は完璧な王子様じゃなくて、普通の高校生。
真っ赤になったり焦ったりする姿が、すごくウブで可愛い。

エロシーンも、ウブウブしくて可愛らしい。

あとがきに脇役の田所?(本が手元にないので名前をうろおぼえ)が主役で30歳になった泉と夏木のことをチラリと書いてました。
すっごく気になるー。
別れの危機とかなにっ!?
ちょっと読みたかったなー。

たのしかったです☆





BL小説 タ行  未分類 | 【2008-01-15(Tue) 18:13:07】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

朱い熱 私立櫻丘学園寮 橘紅緒/北畠あけ乃


★5/10

ううん、題名どおり熱は感じるものの、動きが足りないせいかどことなくアレレな内容でした。




BL小説 タ行  未分類 | 【2007-12-30(Sun) 22:12:30】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

しあわせにできる(2) 谷崎泉/陸裕千景子


★7/10

題名が好きなんです。
「しあわせにできる」
おお、してもらおうじゃないか、と。
こういう言い切った言葉って、大好きなので。

本田の弟、和哉参上。
へたれっぽいのは、陸裕さんのイラストのせいかしら。
陸裕さんのイラスト、この小説の挿絵で初めて知ったんですが、なかなか好きです。
瑛さんが既婚者と知ってガッカリ。
しかも、愛妻愛娘家となっちゃあ、瑛BL話はナシの方向かあ。
残念だわ。
ただ、思いがけず面白い相関図になっていたので、これからも楽しめそうな予感。
瑛と久遠寺、イイネイイネ。嫉妬燃やしちゃってヨ!!(笑)


BL小説 タ行  未分類 | 【2007-10-07(Sun) 01:10:44】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

からくり仕掛けの蝶々(鏡花あやかし秘帖) 橘みれい


★9/10

なんだよー、コミコミじゃ小冊子付だったのかよー、じゃあそっちを買ってたよー(涙)
まあ、いいや。
一応、非BLかな。
深読み上等の描写はたくさん出てきますけれど、決定的なものは何もないです。
嶋田純子として書かれていた泉鏡花シリーズ。
橘みれいと名前をかえての続編です。
でも、これ1冊で読んでも全く問題ないです。
私も、1巻からでなく前作をいきなり読んだので。
それに、前作は文庫で発売されていませんからネ。
泉鏡花シリーズは大好きだったんだけど、そのほかのBLを読んだときは、どれも微妙なんです。
いったいどうなんだろう嶋田さん・・・と呆然としていたのですが、やっぱり泉鏡花シリーズは面白かったです。
近代を書かせたら、一番面白いBL作家さんじゃないかな。
っていうか、BLじゃないんでした(笑)






BL小説 タ行  未分類 | 【2007-10-04(Thu) 15:52:58】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

恋は君に盗まれて 高岡ミズミ/西崎祥


★9/10

に・し・ざ・き・さっま~♪♪♪
ああ、嬉しいったら。
ずっとずっと西崎さまの新しい絵が見たいと思っていた長年の夢がついに叶ったわ。
いいえ、これからもそうよ。
ずっと叶い続けるのよ~!!(by未来予想図(映画))
どうやら、シリーズ作品も近々復刊されるそうで、その時の挿絵も、西崎さまだといいのだけど。
お願い。お願い。おーねーがーいー!!
もう、西崎さまの挿絵のところがまぶしすぎて目がつぶれそうっ。

・・・ちょっとはしゃぎすぎました。

野球はいいね、野球はっ!
オーナー(アメリカ)×ルーキー(日本)
面白いしい、面白いし、面白いし、あと面白いから。
完全に、設定と挿絵で落ちた感じですが。
野球っ子が受けなのが、ただ嬉しい。
そして米×日なのが、なお嬉しい。
なんだっけ。
わからないけど、とっても楽しめたので、幸せでした。
おわり。




BL小説 タ行  未分類 | 【2007-10-03(Wed) 16:34:30】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

しあわせにできる(1) 谷崎泉/陸裕千景子


★7/10

働いて働いてひたすら働いて、エッチして監禁されて働いて。
予想以上の労働時間でした。
すげえや、この人たち。
こんなに働きづめで、よく恋愛が出来たなあと羨ましいかぎりです。
いや、同志だからいいのか(笑)
私は絶対にこんな働き方できない・・・。
こんな働き方してたら、毎日毎日しくしく泣きながら帰り道を歩くと思うわ(笑)
そんな頑張り屋さんの本田くんが主人公でした。
その本田くんにごむたいな真似をしてばかりの久遠寺は強引天然攻め様です。
この久遠寺さん、全く話が通じなくて、いっそ怖いです。
まあ、そこはそれ。
久遠寺は美男ですから。これはBLですから。
なるようになるのですが、1巻ではまだまだ久遠寺の想いが通じるのは遠いようです。
っていうか、こんなやり方では一生無理だと思うんだが・・・一体どこで本田は落ちるんだろう。
一気に集めて読みたい衝動にかられてます。今。
谷崎氏、けっこういいかもしんない。





BL小説 タ行  未分類 | 【2007-10-02(Tue) 21:22:20】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

恋の学園エゴイスト 月上ひなこ/桜城やや

恋の学園エゴイスト (f‐LAPIS) 恋の学園エゴイスト (f‐LAPIS)
月上 ひなこ (2005/11)
プランタン出版

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★7/10

おもしろかった。
素直にそう思えるBLでした。
何も深く考えることもなく、ただたただボーイズラブとして楽しめた。
こういうBLも必要よ、うん。

これは「恋の学園ホストクラブ」の続編です。
前回の脇役が主役になってるので、前作を読んでなくても大丈夫。
現に、私自身が前作を忘れていたから。
でも「エゴイスト」を読んだら「ホストクラブ」の方も読みたくなると思うけどネ。
私はこれから「ホストクラブ」を再読しまっす。

というわけで、内容です。
主人公律は大富豪の跡取り。
しかし、子供の頃に両親を亡くしたことをきっかけに、人に心を開かない不器用な子供で、それを心配した祖父がお話し相手として同じ年頃だった縁を引き合わせた。
それから数年、相変わらず縁は律の隣りにはいるものの、恋人をとっかえひっかえのモテモテな男。そんな縁への恋心を隠し切れなくなってきた律の前に、「律のそばにいるために日本へきた」というフランスの帰国子女が現れる。

そんなお話でした。
絶対に帰国子女(左近寺)と一緒になったほうが幸せになれるというか、王道のような気がするんだが。
ファンタジー的にいうなら、王子よりも騎士を選んだお姫様って感じかな?
まあ、鈍感で子供みたいな性格の王子ですが(笑)

こういうライトなBLっていいなあ。







BL小説 タ行  未分類 | 【2007-09-30(Sun) 16:25:44】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

明け方のオマエに愛を告げる 高野真名/桜城やや

明け方のオマエに愛を告げる 明け方のオマエに愛を告げる
高野 真名 (2006/09/30)
角川書店

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★6.5/10

地道に恋愛を書いてるなあ。
好きな人が出来たら、誰もが一度は悩んだり経験したりする不安やしんどさ、嫉妬とかを、すごく丁寧に書いてる小説だと思うな。
恋をしたらそう思うのは当たり前だっつの、という受けの心理を延々と書かれているため、全体的に地味すぎるきらいもあるけれど、好きな人がいる絶頂の人が読んだら共感せずにはいられない、まるで自分の分身じゃなかろうか、と思えるんじゃなかな。
そして、少女BL小説らしく、乙女心を刺激する攻めの『デレ』のツボを心得てる。
地味です。
語りつくされてきた恋の不安や悩みが、そのまんま入ってるほど王道です。
変わった部分もないし、個性といえる部分も目立たない。
普通に同級生の恋愛だったらこんな感じだろうなあ、と予想するままにすすんでいきます。
嫌いじゃないな、私、この小説。
素人くさいっちゃ素人くさいにおいがするんだけど、主人公が悩む場面で「わかるわかる」「そうそうそう」と思わず頷いてしまうのよね。
渾身1冊としてこの本を読むのはやめといた方がいいと思うけど、数冊買ううちの1冊として読むのはいいと思います。
個性的な設定が氾濫する昨今のBL小説の中では、一種の清涼剤になっていいかも。
ちなみにシリーズ2作目ですが、あまり気にしなくてもいいかも。
若干、脇役の時の1作目と主人公の2作目の性格に違いがあるかなあと思わなくもないですが。

それにしても、桜城さんの挿絵がすっごく良かった。
パラパラめくって、P.117の挿絵を見つけたときは、もう、そこのページを読むのが楽しみで楽しみで。
中カラー絵のシチュも好きなのよ。
両脇に手を置いてキスってのが、もう乙女心を刺激され・・・。

ちなみに、岡田先輩が大好きでした。
岡田先輩が主人公の話を読みたいなあ。
もちろん、攻めで。
視点は受けで。
岡田先輩が本気で受けを好きになる話がよーみーたーいーデス。





BL小説 タ行  未分類 | 【2007-07-29(Sun) 01:03:54】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

真夜中のキミに恋をささやく 高野真名/桜城やや

真夜中のキミに恋をささやく 真夜中のキミに恋をささやく
高野 真名 (2006/04/28)
角川書店

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★5/10

(再婚によって)義兄×義弟。

いっそ気持ちがいいほど後ろ向きな主人公(受)に、途中からおかしくさえなってきたわよ。
うっとうしいことこの上ないけど、ここまでマイナス思考だとなんか憎みきれなくなってきた。
別にこれといった飛びぬけた不幸な生い立ちがあるわけでも、トラウマがあるわけでもなく、このマイナス思考さって純粋な性格なんだもん。






BL小説 タ行  未分類 | 【2007-07-17(Tue) 10:22:57】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

恋 私立櫻丘学園寮 橘紅緒/北畠あけ乃

恋 私立櫻丘学園寮 恋 私立櫻丘学園寮
橘 紅緒 (2006/04/24)
大洋図書

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★8/10

けっこう眠い作品でした。
前作で大好きだったミオちゃん。
楽しみにしていたのですが、期待している方向とは違ったかな。
私の中に偏見と独断によるキャラパターンというのが無意識に存在していて、ミオ系のキャラはけっこう重いものを抱えているはずというのがあったのよ。
一定ラインを超えて明るく突き抜けた性格の子は、その明るさと同じ強さの暗さを持つはずだと。
それを期待してたもんだから、純粋にあーゆー性格だったのね、ミオちゃん・・・と(笑)
トラウマを抱えてるのは姫城の方でした、と。

そこはかとなくリアルなのか、トラブルやドラマをおしてくれそうな脇役が出てくるにもかかわらず、これといった働きをするわけでもなく通り過ぎて行くのが歯がゆくて仕方なかった(笑)
ここで、嵐の一つや二つおこしてくれよ!と。
ミオミオも、期待するほど押しの強いキャラって感じでもなく、そういう意味ではリアルで淡々と物静かなストーリーでした。

そのかわり、恋煩いは短いながらも、心理的な波がけっこう大きくなってました。
相変わらず、嵐をおこしてくれてもいいキャラたちは一言二言残しただけで素通りしていきますが。


ドラマチックな話ではなかったです。
淡々とした感じ。
1作目の方が好きだなあ。
次はお松ことリリの話か。
リリも、ミオと同じくらい好きなので、期待です。











BL小説 タ行  未分類 | 【2007-07-16(Mon) 01:10:06】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

私立櫻丘学園高等寮 橘紅緒/北畠あけ乃

私立櫻丘学園高等寮 私立櫻丘学園高等寮
橘 紅緒 (2005/06/27)
大洋図書

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★10/10

『専属契約』があまり好みじゃなかったので、正直期待をしてませんでした。
ところが、これがかなり面白くてたまりませんでした。
淡々としていて息づいてる寮生活の雰囲気が満載で、夏から冬へと季節が変化していくさまもとっても鮮やかで、その中で淡い愛情や友情が生まれ壊れていくもようが、本当に美しかったです。

北畠さんの絵が嫌いってわけじゃ全くないけれど、挿絵がなくても充分以上に想像で楽しめる小説でした。
静けさが表現できる小説っていいね。
淡々としているけれど、パサパサと乾燥していない。
客観的に描いているようで、内側の熱を感じる。
うーん、かなり楽しめました。

登場人物の誰もがいい。
三尾が可愛かったー。

続編も出ているらしく、近々手に入れようと思います。







BL小説 タ行  未分類 | 【2007-06-08(Fri) 12:38:46】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

専属契約 橘紅緒/北畠あけ乃

専属契約 専属契約
橘 紅緒 (2005/11/04)
大洋図書

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★5/10

なんとなく主要人物全員のキャラが読みにくい本でした。
自己完結型のキャラが多いのかしら。
その分、静かな雰囲気が読めて楽しかったけども。
カメラマン、モデル、芸能人というアイテムは、個人的に地雷なので、何気に読む前からイヤイヤだったのかもしれません(なら何故買ったのかというと、橘氏の評判が良かったので。女装というもの気になった)
だけど、そこまで気にならずに読めました。







BL小説 タ行  未分類 | 【2007-06-08(Fri) 12:13:46】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

元彼カレ 玉木ゆら/やしきゆかり

元彼カレ 元彼カレ
玉木 ゆら (2007/03)
新書館

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★8/10

そうくるか!
そりゃあ、とってもいい展開だ、イヤッホーイ。

できることならば誰だってやってみたい両手に花!
大好きです。これ。
恋愛ゲームで同時に数キャラをおとしてる感覚。
しかも恋愛ゲームじゃ、最後は一人としかくっつけないけど、これは!!
しかもタイプはまったく正反対ってのも欲張りにはおいしいわけで。

もっともっと読みたいと思うけども、続けば続くほど攻め同士がくっついてしまうかもしれないので(笑)これはこれでいいのか。
あー、面白かった。
玉木さん、けっこう好き。

BL小説 タ行  未分類 | 【2007-06-07(Thu) 12:11:29】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

恋はそんなに遠くない! 月夜野亮/南野ましろ

 恋はそんなに遠くない! 月夜野亮
★2/10

CDだったりラジオドラマだったら面白いんだろうなあ、という感じでした。
台詞で状況説明していたり、背景描写しているあたりからして、CD向きだと思うんだよね。
それか、漫画の原作向き。
漫画で読んだら、けっこうこのライトな感じが面白かったのかもしれない。
好きな部分は、主人公のメアリムがデブ専のあたり。
そして、ラウルがメアリムの嗜好にあわせて太ろうと努力したエピソードの部分。
エピソードとはいっても、一言の台詞でしか語られてないんですが。
そこらへんをもっと読みたかった!!
そして、最後までメアリムはデブ専をまっとうしていたあたり大好き(笑)



BL小説 タ行  未分類 | 【2007-04-23(Mon) 11:55:57】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

永遠のレジェンド―花がたみ― 藤堂夏央/禾田みちる

永遠のレジェンド―花がたみ 永遠のレジェンド―花がたみ
藤堂 夏央 (2006/03/31)
集英社

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★6/10

満足っちゃあ満足なんだが、主要キャラたちの愛が足りない。
BLの中でオカルト&ホラーな設定は挙手したいほど大好きなんだが、なんせ主要キャラたちのBLが足りないもんだから、ちょっと物足りない。
エロあるし、惚れたはれたといっているのは分かるんだが、こうどこもかしこも一方通行なのがなあ。
それにあのなんとか先輩(ユリだかカズマだか忘れたが)が出ないのがなあ。
先輩×明音イチオシだったんで。
っていうか、竜介×明音でもいいんだが。
そうか、晴信がいまいち好きになれないだけなのか。いやいや、キャラとしては嫌いじゃないけど、攻め様としては好みじゃないんだなあ。
藤堂さんの小説ってなんだかんだいいながら、微妙に読んでる気がするけど、なんでだろう。不思議。




BL小説 タ行  未分類 | 【2007-04-07(Sat) 00:10:57】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

月にむらくも、花吹雪 玉木ゆら/六芦かえで

月にむらくも、花吹雪 月にむらくも、花吹雪
玉木 ゆら (2007/02)
リブレ出版

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★7/10

こういうシリーズ物って、主役入れ替え制がほとんどなんだけど、一貫して豆がちゃーんと主役してたのが、不思議と嬉しかった。






BL小説 タ行  未分類 | 【2007-03-20(Tue) 23:14:33】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

月を喰らう者 月夜野亮/小山田あみ

月を喰らう者 月を喰らう者
月夜野 亮 (2006/04/21)
オークラ出版

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★4/10

挿絵買い設定買いだったので、こんなもんかなと思います。
やたらと脇役が名前付きで出張ってくるのが鬱陶しいけれど、学園の雰囲気をだすならばアリなのかな?
正直、オチというか謎が解けたとき、ずっこけてしまいました。
か……軽いよ。
今まで月夜野氏の本を読んできた限り、設定はファンタジー・オカルト好きが喜ぶ(私だ)マイナー路線を書いてくれるのだが、世界観が軽すぎて肩すかしをくらってしまいます。
それがBL界ではいいのか悪いのか判断しかねますが、さらりと読めるライトな感じが好きな方には合うんだろうなあ。
私の場合はライトも好きだけど、ファンタジー・オカルトが絡んでくると深さと奥行きを求めちゃうから、物足りませんでした。
でもね、月夜野氏が書こうとする設定に心惹かれてたまりませんので、これからも地味にチェック入れていきますよ。
まだまだ上を目指せるはずなんだ、月夜野!!(えらそうに)
これで終っちゃならんのだ、月夜野!!(やっぱりえらそう)
いい目線は持ってるのになあ・・・・・・。


BL小説 タ行  未分類 | 【2007-01-31(Wed) 23:00:23】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

花に抱かれて 嶋田純子/緋色れーいち

花に抱かれて 花に抱かれて
嶋田 純子 (2005/08)
オークラ出版

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★2/10(ネタバレ)

嶋田純子って作家二人いるっけ?
星影の城 / 嶋田 純子がBL界には少ないオカルト系統でなかなか良くて、手毬唄が聞こえる―鏡花あやかし秘帖 / 嶋田 純子ではnotBLだったもののいいツボを持ってるなあと唸ったのに、なぜか!
今おもわず自分が書いた嶋田純子の本の感想文を読み返しましたよ。

なるほど、『星影の城』を読んだときに気づいてるではないか。
≪ストーリーに厚みは感じなかったものの、マンガを見ているような読みやすさ・・・≫
『星影の城』の場合はオカルトミステリーが軸にあったため、オカルト好きの私の心を射抜いたに違いない。
『手毬唄~』は明治浪漫という名の下に、冗長でクサすぎる台詞回しもロマンチックに読めたのかもしれない。
『手毬唄~』なんか10点出してるよ!

『手毬唄~』を読んだとき、
【「云々かんぬんの台詞」 と言った。】
という文章が多くて、最初はとっかかりにくかったが、読ませてくれる内容だったのでこれが嶋田さんの味なのだろうか、と思ったのだが、ここまでしょーもないBL小説を続けて読むと、あの言い回しはただのテクニック不足に過ぎないのだとしか思えなくなってきた。

この落差はどうなのか。『星影~』『手毬唄~』を読んだときのわたしの感性が腐っていたのか。
考えた結果(本当に風呂に入りながら考え続けた)「恋愛が軸にした場合の嶋田純子はいかん」のだということで納得しました。

文章で読ませるタイプじゃなく、知識で読ませるタイプだと思うんです。
文章が魅力的ならば、ちんけな知識につーかーのような内容で矛盾ありまくりであっても面白く感じるのよね。
その文章の魅力とは何かと聞かれてもわかりゃしないけど。
でも嶋田さんの場合は、嶋田さん自身が興味を持って調べ上げた内容に付随する形での小説でなければ、読めたもんじゃない。
逆に、調べ上げた結果その世界に入り込んでの無駄にその知識を詰め込んだ詳しい内容のすえの小説ならば、本当に驚くくらい雰囲気があって香り立つほど面白い。

と力説するものの、『彼の甘い指』の和菓子の時はそれなりにうんちくたれてた気がするのに、面白くなかったのは何故か!
今回の小説は、期待していたような「華道家」や「ベルボーイ」のこともそんなに小説を盛り上げるための役にはたってなかった感じ。
あまりにも惹かれる部分がなさすぎて、立て板に水のごとく(使い方間違ってますが)読み流してしまった。

そうだなあ……嶋田さんのオカルト作品が好きということでいいか。
なんか、自分の感想に自信がなくなってきた(笑)




BL小説 タ行  未分類 | 【2007-01-15(Mon) 22:51:23】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

彼の甘い指 嶋田純子/花巻杏奈

彼の甘い指 彼の甘い指
嶋田 純子 (2005/02)
オークラ出版

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★3/10(ネタバレ)

ブハッと噴き出す勢いで。
嶋田純子さん、すごい落差のある人だな。
1996年に新書で発売されたものの文庫化ということですので、きっとすごい勢いで成長と遂げた人だと思いたい。
それともオカルトとかミステリーが絡んでる時に、俄然力を発揮する……というか私好みの小説を書く人なのかもしれない。
なにはともあれ、これはいろんな意味で画期的な展開じゃなかろーか。

和菓子屋の跡取り息子(表紙左)は、味覚アイデアは天才的なのに職人としては致命的に不器用。
その和菓子屋に新しく雇われたのが、雑誌でも引っ張りだこの腕のいい職人の攻め(表紙右)

あれやこれやどれやそれやで二人はくっつくんですが、主人公の弘明が乙女系なのはこの際どうでもいいや。
なんだよ、これってただの二人のノロケ話じゃねえか、とか思うのもどうでもいいや。
そんなこたあ海に生息するプランクトンよりも小さな問題なんだよ、と思わざるえない展開が……。
宗一郎さん(攻)、あなた本来は受けの人なのね……。
これね、どう読んでも加納先輩と宗一郎さんの話がメインだとしか思えない。っていうか、そっちの方が面白い!!
むしろ主人公は当て馬でいいや、くらいの勢いだ。

この小説で一番面白かったのが、加納先輩と宗一郎さんの別れ話の場面だもん。
キュンキュンきちゃったよ。
しかもね、寄りを戻そうと思えば絶対に戻せる。絶対に!!
お願い宗一郎さん、加納先輩を選んで!
別れ話をするとき、加納先輩は、目にうっすらと涙を滲ませてラウンジ中に聞こえるくらいの声で叫ぶのよ。

「瀬川――おまえを愛してる! 愛してる! 愛してる!」

あのクールな加納先輩が! 加納に不可能はないという加納先輩が!!
そして「――早く行け。醜態をさらすところを見られたくない。歩き出したらぜったいに振り向いてこっちを見るなよ。きっと泣きくずれてるからな」

ああ、キュンキュン。不覚にも涙が(笑)
言っちゃなんですが、加納先輩と宗一郎さんのシーンが一番面白かったです。
っていうか、カップリングをこっちにシフトした方が好きだ。

というわけで、嶋田純子さんって人がよくわからなくなったという今回の小説でした(笑)
でも、買い続けるけどさ。




BL小説 タ行  未分類 | 【2006-12-10(Sun) 16:41:28】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

月にむらくも、恋嵐 玉木ゆら/六芦かえで

月にむらくも、恋嵐 月にむらくも、恋嵐
玉木 ゆら (2006/03/15)
ビブロス

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★9/10(ネタバレ)
やっぱり玉木ゆらは面白かった。
うん、作家買い決定。
最初に玉木作品を読んだのが、b-boyに掲載されていた『Coffee Sugar』
今回読んだ『月にむらくも、・・・』とは少し趣きが違い、しっとりシリアス系なんだけども、これがまた気に入っちゃったもんだから他の本も読んでみようというわけで今作品を買ったのです。
表紙を見て、あれ?
『Coffee Sugar』がヤマダサクラコさん挿絵の切ない系だったこともあってか、『月にむらくも・・・』の六芦さんの絵と玉木さんの小説のイメージが合わない?
と思いつつ読み始めて見ると、まあなんて挿絵が可愛らしく玉木作品にマッチしてること!
遊郭物という設定にもそこまで食指は湧かないんですけど、豆(主人公(表紙左))のいる遊郭ってばすっごいアットホームな感じ。
お父さんのような亀戸とお母さんのような初音、口が悪いけど良き友達な鴉にからかいつつ可愛がってくれるお姐さん…じゃなくて御兄さんたち。
これって私が好きな同じ屋根の下設定の雰囲気じゃないの。
実はけっこう好きなのかもしれません、遊郭物。
そう思わせてくれたのは、玉木さんの筆力のおかげだと思いました。
遊郭という他人と一緒に暮らすということもちゃんと描いてくれていて、外堀もしっかりと埋めてくれる。
その中で豆が紅塵(表紙右)への恋心に気づき、男娼が恋をするという切なさを知る成長物語+事件。
事件ですよ、事件。
阿片の密売とか出てきて、なにやらきな臭い方向へ。
そこで明かされる紅塵ふくむ様々な人々の思惑、そして娼妓であるがゆえの恋の哀しさと娼妓に恋をしたゆえの哀しさ。

玉木さん、描写力というか自分の表現力がしっかり持ってるんだろうと思います。
初めて読んだ、こんな描写文! と衝撃を受けるほど。
まあ、わたしもそんな言うほどたくさん読んじゃいないんだが(笑)

股間と心臓が太い血管で繋がれたように、互いが脈打って熱を生じ始めていた。

おお、と。
その前にも所々おお、と思う表現はあったんだけど、BLでは付箋を貼らない方向で。それを曲げて、ぺたり、と貼ってしまいましたよ。
そんな玉木さんの筆力に彩られ、豆がめちゃくちゃ可愛らしく描かれてます。
気持ちがいいほどお子様で、紅塵とか初対面で豆のことを乳臭いと言ってるほど。
色気ゼロ。娼妓なのに子供の脱衣のように気持ちのいい脱ぎっぷり。
客待ちの時は涎をたらして居眠りしてるし。
いやはや、紅塵も笑ってたけど私も笑ったよ。あまりにも可愛らしくて。
そして「お客さんがなかなかつかない~」と焦ってるあたりも、娼妓として頑張ろうとしているあたりも好ましく。
でも、ちゃんと心を持ってるのね。
仁平が死ぬとき、紅塵の手を振り払って仁平を好きだというの。
それが本当に純粋な優しさで、ちょっと涙出ちゃったわよ。
仁平の不器用な優しさね、巾着とかいう小道具もさ、もうなんか泣ける。
鴉の悪態のような慰めも優しくて可愛くて心がポンワカしました。
そんな二人を温かく時にはからかいつつ見守ってる亀戸と初音の距離感も良かったし。


今更のようですが、同じ内容のものを玉木さん以外の人が書いたとしても、面白くはならなかったんじゃないかしら。
設定や展開で好きになる嫌いになるというよりも、筆力で読ませてくれる人が好きなのかもしれません。
あ、筆力って言っても、私好み(肌にあう)という意味ですが。
だから作家買いになるのか。本当に今更なことを今言ってるんだな、私……。


BL小説 タ行  未分類 | 【2006-12-05(Tue) 23:06:24】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

手毬唄が聞こえる(鏡花あやかし秘帖) 嶋田純子/今市子

手毬唄が聞こえる―鏡花あやかし秘帖 手毬唄が聞こえる―鏡花あやかし秘帖
嶋田 純子 (1999/07)
まんだらけ出版部

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★10/10 お薦め!

NOT BLです。萌え萌えですが。
むしろ、作者が作者だからそれが正しい読み方なのか(笑)
うひゃー、すっごい好みだった!
明治時代、帝都東京、編集者と作家、謎、煙管、童歌、オカルト……。
ロマンです。否、浪漫なのです。
シリーズ物らしく、前作は読んでないのですが全く問題ありませんでした。
主人公は新人編集者の香月くん。
可愛らしいお顔で童顔、一高の寮生時代は”お嬢さん”と言われたり迫られたりするような、BL好きには垂涎物の設定。
一緒に謎解きをしてくれるのが、かの有名な泉鏡花先生。
色白で線が細く病弱な少年めいて見えるが、眼鏡の奥に光る瞳は、強靭な知性を帯びた鋭さがある。
私は鏡花×香月に一票。
六車×香月もいいし、松川×香月もねらい目だけども、やっぱり王道で。
なんたって、鏡花先生に「可愛い」といわれて顔を赤らめる香月くんがたまらない。

香月くんは亡霊の存在に脅えて、鏡花先生にいうのです。
「つぎは―僕かもしれない」
「ずるいですね―香月さん」
鏡花は意味ありげな微笑を浮かべる。
「え……」
「あなたは、どう言えば私が動くか、よくご存知だ」
「……えっと」
「私はあなたが考えているほど優しい人間じゃないかもしれませんよ―香月さん。あなたがどうなろうと私の知ったことじゃない。そんな一言であなたを切ることだってできるんです。―でも、私がそうしないことを、あなたは知ってるんですよね?」
「深く考えたコトはありませんが……そうかもしれません」
香月は小さくなって、頬を赤らめる。
「そういう素直なところ、好きです」
と、鏡花は笑った。

ちょっと引用な長すぎましたが、ここはハズせない部分ですよ!

同時収録短編の『青の貴婦人』では、恋人のできた香月くんにヤキモチを焼く先生が素敵。

貴婦人にはとある理由があって、それを知っている先生は香月くんが傷つくから付き合うのを止めなさいという場面。強情な香月くんは

「傷つくことを恐れていては、なにもできませんよ」
それを聞いた鏡花は、冷たい、どこか嗜虐的でさえある微笑を浮かべた。
「私は―傷ついて血を流すあなたを、見降ろして笑うでしょう」
「……ッ!」


ここ、けっこう好きな部分です。
可愛さあまって憎さ百倍、まさしくそれだ!
でも先生はとっても香月くんに対して愛情が深いのです。最後は

「(香月くんの)悪い夢なら私が殺す。美しい夢なら、最後まで見るのもいいかもしれない。たとえ傷つくことになってもね」
(中略)
「これからうちに来ますか?ちょうど、いい酒があるんです」
「―つぶれるまで飲んでしまいそうです」
「朝までつきあいましょう」
「先生……」


もっともっと萌える部分盛りだくさん。
出版元がまんだらけなんですよね。
すごいや、まんだらけ。こんな本まで出してたんだ。
ぜひ文庫化をお願いしたいものです。シリーズまとめて。
挿絵は今市子さんですが、BLと思ってよんじゃあいけません。
普通の小説に萌えを見つけるくらいの心持ちで読みましょう(笑)
やっぱ、嶋田純子作品は面白いわ。

そうそう、これをきっかけに泉鏡花に興味を持っちゃいました。
泉鏡花作品も読んでみよっと。
けっこうファンが多いみたいですね。
容姿も大変よろしかったようで、「勝気な美人が男装をした」ようなお人だったようです。

も、も、本当に好み。


BL小説 タ行  未分類 | 【2006-10-28(Sat) 00:14:18】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

秋霖高校第二寮(1)(2) 月村奎/二宮悦巳

秋霖高校第二寮(1) 秋霖高校第二寮(2) 


久しぶりの月村本。
一時期は好きで、網羅するほど読んでいた作家さんです。

綺麗な第一寮には手違いで入寮できなくなった主人公の奥村くん。変わり者ばかりが住む秋霖高校第二寮に入ったけど、まるでおさんどん扱い。しかも、憧れの小説家である波多野さんと同じ寮なのに、横暴で口が悪くて、身も心もくたくた。
といった内容でした。

主人公奥村くんに共感できず……。
でも、これはただたんに、私と正反対の性質である主人公だっただけのはなしで、月村小説は心理描写が丁寧で繊細なので、充分に読ませてくれます。
「なんてこの子ったら、自分の幸せに気づいてないのかしら!!」とか「あまりにも卑屈すぎてむしろ悲劇のヒロインになりたいだけじゃないの!!」とか、色々と主人公にたいして渦巻くものはありましたが、それを言っちゃあお終いよ、と自分ツッコミ(笑)
そんな気持ちすら、一蹴してくれるほど、月村手腕にひきこまれて一気に読んでしまいました。
感情移入したのは、第二寮に住む変な人たち。
特に望くん。初っ端から、きいっちゃんと望くんの動向に心を傾けてました。
番外で『夜明けまであと少し』は、そんな望くんときいっちゃんの話だったので、かなり嬉しかった。
ああ、だから、望くんの言葉を卑屈にとる奥村くんに共感できなかったんだわ(笑)
望くんの「役に立たない人間が必要とされてないいい例じゃん」の台詞に涙。
望くんがこうしてあっけらかんとこんな言葉を口に出せるまでの、開き直るまでの心の葛藤を思うと、お姉さんは涙で前が見えないよ(深読みしすぎ)

多分、卑屈でネガティブで逃げ腰な主人公が、変な人々と出会って成長する物語なんだろうな、と思うと、奥村くんにがんばれ!とエールをちっちゃく送ってみたり(笑)
結局は真面目で世話好きほど苦労するって話でした。

2巻は1巻に比べて、さらにコメディタッチになってて面白かったです。
波多野と奥村くんの仲が少しだけ進展。
そりゃ、もう亀のようにノロノロと。
やっとキスかよ、って戻っちゃうのかよ!!
三村口調にならざるをえません(笑)
今回は、新キャラ(?)の晃兄が出てきます。奥村くんのお兄ちゃん。
晃兄と波多野のかけあいが面白くて、波多野×奥村そっちのけで、波多野×晃兄になっちゃえばいいのに、とか邪道なことを妄想してしまったわ。
ちなみに、晃兄は女の子大好きです。
そして、奥村くんの言いたい放題……もとい、率直な言葉は血筋なんだなあと思いました(笑)
そうそう、加納さんもいい味だしてた。
うーん、今回は奥村くんの卑屈さが小出しになったぶん、前より楽しめました。

そして、きいっちゃんと望の短編も入ってて嬉しい限りです。
半分はこの二人のために読んでます(笑)
3巻でも、二人の生活が読めたらいいなあ。
……っていうか、3巻出ますよね!?


BL小説 タ行  未分類 | 【2006-07-10(Mon) 23:11:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

星影の城 嶋田純子/氷栗優

星影の城 星影の城
嶋田 純子 (2005/11/22)
オークラ出版

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光晴は大学に行くために、従兄の孝秋の家に下宿する。孝秋は由緒ある旧家の1人息子で、是枝一族の末裔である。是枝一族には伝説があり、その昔、是枝義高公が愛する姫、美津をいけにえから救うため、大蛇を退治したのだ。その大蛇が700年の時を越え、再び甦るという・・・

血筋・伝説・オカルト系のツボをつかれまくりです。
先が思いっきり見える展開でありながら、設定が設定のせいか面白くて面白くて、心躍りながら読みすすめて行きました。
先祖の義高さんが変に世間ズレしてて、それにツッコミを入れる孝秋のコンビが面白かった。
孝秋と光晴の奉納神楽のシーンがエロいい感じ。
宮崎に旅行に行った際に、どっかの神社でこんな感じのエロ神楽祭りの舞台を見て、それにオーバーラップさせちゃいましたよ(笑)
だからやけにこのシーンが好きです。
ストーリーに厚みは感じなかったものの、マンガを見ているような読みやすさを感じました。
在留組みとして、我が本棚にずっと残るだろう本。

BL小説 タ行  未分類 | 【2006-03-22(Wed) 22:56:49】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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