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まるまれアルマジロ! 安東みきえ


09.03 理論社 \1500
★10/10

シリーズ化されるなんて思わなくて、すっごくうれしい。
BL読みやロマンチックさでいえば前作ですが、今回はフフフと笑ってしまいました。
和む。
そして泣いた。
まさか泣くなんてー。
ゆっくりでもいいので、3作目が出てくれたら嬉しいな。

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一般小説 ア行 安東みきえ | 【2009-05-15(Fri) 16:13:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

頭のうちどころが悪かった熊の話 安東みきえ/下和田サチヨ


★9/10

この題名と表紙の絵に惹かれて読みました。
BL・ライト以外の小説をジャケ+タイトルでチョイスするのは、わたしには珍しい動機。

表紙折り曲げ部分には

どうせまた寝ることになるっていうのに、なぜ起きなくちゃいけないんだろう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「池の中の王様」より

人生について考える7つの動物寓話


という紹介文が足をひっぱりました。
人生について考えたくねえ。
そんな啓発めいたしち面倒くせえことを本でわざわざ読みたくねえ。
基本的に、あらすじで「人生」という文字があると読む気がうせるのよね。
だから買うことはやめて図書館で順番待ちをすることに。

んが、買ってもよかったかもしれない。
文庫化したら間違いなく買うわ。
何度も何度もくりかえし読みたくなる本でした。

これからこの本を読んだ感想を書くけど、それはどれも正解じゃないです。
本に正解か不正解かを求めるのは無粋だけど、本を読んだ後っていうのはなにかしら自分の中で消化して感想を書いるつもり。
その中でも1回読んだくらいじゃ消化できない本とたまに出くわします。
消化できない本の中にも細かく「理解不能」「理解したい」「理解したくない」「感じたい」「感じたくない」などなど分かれるのですが(笑)
その「理解したい」と思える本には、入れ込んでしまう。
それがこの「頭のうちどころが悪かった熊の話」です。
ちなみにわざわざ書くことではないけども、「理解したい」というのは作者の意図を知りたいという意味ではないのよ。
どうしてこんなに気になるのか、何がそう感じさせるのかを私の中で追求したいという意味。
ちなみに、藤たまきさんの「告白」を読んだ時と好きのテンションが似ている。
系統としては好きではないはずなのに、何故か好き・・・これだ!
だからこそ、「どうして好きになったんだろう」って煩悶するわけなのね。

いい加減、感想を書きたいと思います。
前置きの時点で何人が脱落したんだろう(笑)
同じ本を読んでいても、個々の人間が読む限り同じ感想にはならないと思います。
また時代や状況によっても同じ人間であっても読むタイミングによって同じ感想にはならないと思うのよね。
だから、読んだ時のリアルタイムな自分の思想や精神状態を書いておくことで、あとあと読みかえしたときに「こういう気持ちだったからこの本をこう思ったんだな」ということを知ることになるので書いとく。

さて、表題作の「頭のうちどころが悪かった熊の話」
バカップル(笑)

「いただきます」は食物連鎖。
は、いいとして、最後のトラのセリフにニヤリとしてしまいました。

「ヘビの恩返し」はなんかリアルね。
あれがよくてこれが悪くて・・・え、でもそれって本当に悪いの?
そういう思いがぐるぐると交差する。

「ないものねだりのカラス」はね、怒りがわく(笑)
途中までは胸が熱くなるいい話だったのに、最後に、もうカラスってば!!
ってなります。
端的にいえば「隣の芝生は青い」ずばりないものねだりなわけですが、それだけじゃなくカラスの孤独や憧れの部分も描かれていて泣けます。
まあ、最後には涙が沸騰するくらい怒るんだけど(笑)

「池の中の王様」はBL萌えしました(笑)
「あらしのよるに」や「ともだちや」を彷彿とさせるけど、これはその次の段階にいってる気がします。
なんたって「姿を変えても遠くにいても」ですからね。
かっこいい。
おたまじゃくしとヤゴの関係がハードボイルドチックにかっこよかったです。

「りっぱな牡鹿」は反抗期を思い出します。
反抗期にも似ているけど、大人でもこういう意味のないことにこだわりを持つ人は多いと思う。
本人には意味のあることで、だけどそれにばかりとらわれていたら結局は意味のないことになるというか。
やっぱりぐるぐるとします。
そこが面白くて何度も読み返したくなるんだけど。

「お客さまはお月さま」
これもBL萌えできるかな。
熊と月はくっついちゃったから。
読み込めば読み込むほど幸せを感じることができそうな話。
だけど、星ってのは小姑でしょうか(笑)


全編とおして、ぐるぐるぐるぐるします。
何がよくて何が悪いの?と分からなくなります。
善悪の1つの答えを出すよりも、何がよくて何が悪いのかに心を揺らすことの方が重要な気がする。
そういう揺れ動きがやけにリアル。
大人が読んでも面白いけど、子供が読んでも純粋に楽しめると思います。
なんたって、言葉選びや言葉のつなげ方がロマンチックなのよ。
うん、ロマンチックって単語がしっくりくるな。
癖のある文章じゃないのに、なんだかロマンチックでした。




一般小説 ア行 安東みきえ | 【2008-02-29(Fri) 12:20:53】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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