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清家未森/ねぎしきょうこ 身代わり伯爵の結婚(身代わりシリーズ2) s004

身代わり伯爵の結婚 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の結婚 (角川ビーンズ文庫)
(2007/07)
清家 未森

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【好き】

カインとシルフレイアが気になる。
シルフレイア視点で読んでみたーい!



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一般小説 サ行  未分類 | 【2011-01-13(Thu) 13:41:49】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

志麻友紀/氷堂れん ビーストプリンセス(1)~始まりは砂漠のバザールで~

ビーストプリンセス -始まりは砂漠のバザールで- (B’s‐LOG文庫)ビーストプリンセス -始まりは砂漠のバザールで- (B’s‐LOG文庫)
(2010/04/15)
志麻友紀

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【好き】
+設定(獣人・兄弟)


ローゼンクロイツが読みかえしたいな。
また集めようかしら。

正直、獣人&兄弟のおいしい設定に期待していたわりに、ピンとこなかった。
でも、好き。
じぶんで思ってる以上に志麻友紀さんが好きみたい。
1日で苦なく読み終われる文体がいいー。
それに、獣人設定なのがなによりも好きです。
犬科が出てこないなー。

3巻まで発売中。
しかも活字倶楽部春号ではインタビューが掲載されるようです。
特集もくまれてるし。
ということは、まだまだ連載する予感。
とっても楽しみです。



一般小説 サ行  未分類 | 【2010-11-10(Wed) 14:22:48】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

身代わり伯爵の冒険 清家未森/ねぎししょうこ


07.03 角川書店/ビーンズ文庫 \476
★8/10

少女小説の感想文を読んでいたら、多くの方がこのシリーズをおすすめしてました。
挿絵もかわいいし読んでみるか。
地元書店の少女小説棚に1巻からそろってるシリーズはこれしかなかったこともあり、手にとりました。

初っぱなからぐいぐいと読み、引きこまれました。
テンポが軽快ゆえに「ぷっ」と吹きだしてしまうところもいくつかあります。
巻き込まれ型のくせに前のめりな主人公のミレーユ(女の子です)と天然たらしのへたれ攻め・・・(BLじゃないから攻めじゃないな)お守り役の副官。
彼らをとりかこむユカイな仲間たちアンド事件。

小気味いいくらい楽しいだけのストーリーは、まさしく娯楽でした。
我が身を振りかえったり教訓めいたことは一切ないので、いつでも何度でも読みかえせるエンターテイメント。
少女小説の醍醐味だなあ。
大好きです。

さっそく続編も買ってきたので、おいおい読もうと思います。






一般小説 サ行  未分類 | 【2009-07-26(Sun) 02:26:57】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

所轄刑事・麻生龍太郎 柴田よしき


07.01 新潮社 \1500
★9/10

私の読書道において、どうにもこうにも妄想がとまらないカップルが数組います。
その中のひとつが、麻生×及川。
崎谷はるひ著「ブルーサウンドシリーズ」の大智×朝倉にも、麻生×及川と同じ匂いを感じます。
あ、私は麻生×及川派。
傷つけあう恋愛、そして残る傷跡。
そういうものに、妄想欲をかきたてられるのかもしれません。
愛しいのも憎いのもお前だけ。
この関係は麻生×練にも言えることかもしれないけど、及川の理解して聞き分けてしまう大人の切なさに心を揺さぶられてしまう。

聖なる黒夜では、エキセントリックばりの及川に思えましたが、今回の本では健気な及川でした。
また、健気な及川を知ったせいで、聖黒の及川の切なさが倍増してしまい、再び聖黒を読んでいます。
二次創作で幸せな二人をつくってあげたい、とこんなに思った作品は少ないです。
本編で無理なら、同人だけでも・・・。
夢オチで終わるんだろうけど(涙)










一般小説 サ行  未分類 | 【2009-05-22(Fri) 00:44:06】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

先生と僕 坂木司


07.02 双葉社 \1400

★7/10

小説を読む気分じゃなかったけど、前々から読みたかった本だし、せっかく手に入ったので読みました。
事件ごとの短編小説だったので、読みやすく楽しかったです。
奇抜なトリックがあるわけではなく、日常の中の違和感ある一部に触れたような事件がほとんどでした。
華麗な手管を華麗に解決…ということがないので、ミステリー独特の爽快感はないです。
が、主人公と少年の事件の関わり方がすごく身近に感じる。
もうちょっと、主人公と少年の関係を密に読みたいものだと思った(BL好きとしても)
坂木さんの小説を読むのはこれが3.5冊目ですが、挿絵があった方が楽しめそうだなーと思いました。
坂木さんのミステリーを、ライノベで読みたいです。



一般小説 サ行  未分類 | 【2009-04-26(Sun) 16:01:48】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

Homicide Collection 篠原美季/加藤知子

Homicide Collection ホミサイド・コレクション (X文庫ホワイトハート)Homicide Collection ホミサイド・コレクション (X文庫ホワイトハート)
(2005/04/29)
篠原 美季

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★4/10
非BL サスペンス

英国妖異譚シリーズで人気の作家さん。
深読みできるという風の噂をききつけ数冊読んだことありましたが、文章のリズムと展開のテンポが合わずに挫折。
それでも安定した人気の作家さんのため、いつか篠原さんの面白さがわかる日がくるといいなとひっそりと目で追いかけていました。
そして、再び篠原作品を読むためのいいきっかけでもあったホミサイドシリーズの登場。
挿絵は加藤知子さん。
『天上の愛 地上の恋』が好きだったので嬉しい組み合わせ。

さーて、読むぞ!!

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
やっぱりダメみたいー・・・。

ついつい深読みをメインに読もうとするせいかしら。
しっかりとサスペンスしてるみたいで、一般書のサスペンスものよりも深読み指数が低いような気がしました。
挿絵&WHレーベル(グリーンだけど)にたいする偏見から、どうしても深読み>サスペンスの割合を期待してしまう。
深読み=サスペンスがベストだと思う割合なんだけど、ホミサイドシリーズはサスペンス要素が大きかった。
これは、私が期待をしてしまったのが敗因だと思う。
一般書のサスペンスだと思って読めば、素直にサスペンスを楽しんで深読みもできたかもしれないのになー。

そして、ホミサイドというタイトルから、外国が舞台だと思い込んでました。
もう頭ん中は完全に柏枝真郷さんの「硝子の街にて」シリーズみたいなノリだろうと思っていた。
失礼ながら、正直そういう期待してました。
ばかばかばか、私のばか!

すべては私の思い込みと偏見によって、素直に内容が頭に入ってきませんでした。
あー、やだやだ。
もったいないことした。

また機会があれば、懲りずにチャレンジしてみたいと思う作家さんです。




一般小説 サ行  未分類 | 【2008-11-18(Tue) 23:41:51】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

セイント・バトラーズ 菫の大公と黒の家令 志麻友紀/蔵王大志


08.09/
★7/10
非BL 虚弱なお坊ちゃま ちやほや

志麻さんの文章は読みやすいなー。
マンガを読んでるような気安さがある。
蔵王さんの絵も好き。

主人公である虚弱お坊ちゃまのアンドレアを、5人のバトラーが甘やかす様がたまりません。
かわいいったら。
服が重くて途中で力尽きたり、服が自分じゃ脱げなかったり。
(アンドレが幼少期のエピソードだけど)

BLじゃないけど、登場人物欄を見て思うに、
ヒューvsジン×アンドレア、ダグ×レイティ、マックス×エスターじゃないかと。

アンディでBLが無理なら、ダグレイティかマックスエスターのどれかひとつでもくっつかないものか。
という期待をこめつつ2巻が発売されるのを待つことにします。


一般小説 サ行  未分類 | 【2008-11-14(Fri) 15:20:01】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

庵堂三兄弟の聖職 真藤順丈

庵堂三兄弟の聖職庵堂三兄弟の聖職
(2008/10/24)
真藤 順丈

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08.10/
★8/10
第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作 三兄弟 遺工師

久しぶりに読んだ一般小説がこれ。
三兄弟の関係がすごく好きなので★を+1しときました。

まず、表紙が好きです。
表紙裏もとっても素敵。
表紙絵を描かれた遠藤拓人さんのサイトでご覧いただけます。
読み終わってみると、内容の雰囲気とはちょい違う印象をうけたけど、そのミスマッチ加減もいい効果だと思います。

いったい何を指してホラーというのか分からないけど、BLがファンタジーならスプラッターがホラーのくくりでも問題ない。
で、オッケーね。
ホラーというよりも、ハートウォーミングのような展開。
スプラッターハートウォーミングストーリー。
イカれた兄弟だけど、仲良きことは美しきかな。
映像のように、動作やカラーが見えてくる小説。
死体がけっこう細かく描写されているけど、弄ぶような書かれ方じゃなかったので、嫌悪感はなし。
最後の毅巳(三男)の提案と正太郎(長男)と久就(次男)の行動はいささか驚いた。
あれは・・・あれはないよ!!
でも毅巳が幸せそうだからいいか。
「死」という題材が軸にあるため全体的に薄暗い雰囲気が拭えなくないけど、この三兄弟(主に三男)の破天荒ぶりが突き抜けていていっそ爽快感すらありました。
ラストはさわやかに大団円。

特筆して面白いってことはないけど、この三兄弟とオジキの関係がとても好きなので読み返したくなりそう。

私の好きなドラマが、池袋ウエストゲートパークとケイゾクなんだけど、そういうカラーで映像してほしいな~と思いました。
めずらしく映像版が見てみたいと思った。
思い入れがないからかも。

希望配役は・・・まるっきり趣味が出ますが・・・あ、お嫌いな方も多いと思うので白文字にしておきます。

正太郎・・・佐々木蔵之助/西島秀俊/中村俊介/オダギリジョー/安藤政信/堺雅人/
久就・・・忍成修吾/平岡祐太/向井理/田中圭/
毅巳・・・市原隼人/田中聖/城田優/

身長とか年齢の設定をすっとばしてイメージで選んでみました。
あまり俳優の名前を知らないのでWIKIの芸能人欄を見ながら、ああコレコレと(笑)
読んでるときに毅巳だけのイメージは田中聖で定まってたのよねえ。
設定としての身長は足りないけど、雰囲気がしっくりくる。







一般小説 サ行  未分類 | 【2008-11-11(Tue) 17:34:34】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

神父と悪魔(3) 硝子の迷宮の夢魔 志麻友紀/スエカネクミコ


★8/10

4月末に買った本。
やっと読み終わりました。
面白くなくてダラダラ読んだわけじゃなく、たんに神父と悪魔な気分にならなかっただけです。
ここ1ヶ月の間に積本が著しく増えてきたので、片付けるために適当に手にとりました。
1P2P目を通すうちにあれよあれよと最終ページまできました。
やっぱり面白かった!

ストーリーはたいしたことないです。
神父や天使・悪魔という設定もありがちです。
じゃあなにが面白いんだっていったら、圧倒的に文章力なのよ。
クセや凝った文章じゃなく、ライノベらしい読ませる文章。
漫画を読んでいるような文章。
ここで注意してほしいのは、漫画のような文章と漫画を読んでいるような文章とはまったく違うものだということ。
私がいう漫画を読んでいるような文章とは、深く考えることもなくすっとその情景が想像でき文章に酔わずにあくまでストーリー展開を見せるために手段としての文章。
それに比べ、漫画のような文章というのはセリフやモノローグが多く、情景を排除した文章だと思ってます。

このシリーズは読み終わってまったく余韻の残りません。
ただ、もう本当に読んでいる最中は楽しくて楽しくて、純粋にエンターテイメントを楽しめます。
ちょっとBLテイストな部分も保ちつつ、いい感じに読んでいる側を焦らしてくれるあたり、おぬしも策士よのう・・・。
悪魔のアンアンが可愛いです。
男の時のアンアンをもっとたくさん出せと思いながら読んでますが(笑)、今回は8割が男アンアンでした。
しかも男になっても、喋り方が可愛らしくてグー。
身長はヴィヴィよりもアンアンの方が若干お高めですが、アンアン受けでお願いします。
むしろ身長が高いほうが受けって方が燃えるってなもんだわ。

ますます大所帯になっていくヴィヴィんちですが、新キャラのデニスもかわいいです。
最近、子供動物キャラに弱いです。





一般小説 サ行  未分類 | 【2008-07-27(Sun) 15:30:11】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

神父と悪魔(2) 銀の森の人狼 志麻友紀/スエカネクミコ


★8/10

新サブキャラなサーシャがこれからどう絡んでくるのか楽しみです。
あいかわらず面白く、ヴィヴィのヤンキー神父さも、アンアンも家事手伝い大好き悪魔ぶりも、弱腰泣き虫(泣いてたっけ?あくまでイメージです)天使のオッフィー節の炸裂していました。
ちなみに、表紙左がヴィヴィで、右がアンアン。
アンアンは女子姿ん時はコレですが、男子姿ん時は凛々しいです。
でも、しゃべり方が女の子っぽいやさしい感じで萌え。



一般小説 サ行  未分類 | 【2008-02-15(Fri) 13:38:24】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

神父と悪魔(1) カープト・レーギスの吸血鬼 志麻友紀/スエカネクミコ


★7.5/10

志麻作品はローゼンクロイツシリーズを読んでました。
ちょっとBLテイスト(むしろ見た目を考えなければガッツリBL)で面白くて好きだったけど、その後のシリーズはBLテイストがなさげだったので保留(そんな理由で)
作家さん自体は文体やテンポ展開が好みなのでチェックを入れつつ。

そして新シリーズの「神父と悪魔」
どうやらBLチックな展開があるかもよ、なことを知って再び志麻作品に手を出す。

表は敬虔な良い神父、裏では口の悪いアウトローな神父の主人公ヴィヴィ(推定攻)と、お菓子作りが得意で掃除もこなし熱心に働くうえに信者ももてなす性別も自在な悪魔アンアン(推定受)と、一番まともなのに真面目すぎていじめられる天使オッフィーの3人がおりなす悪魔退治物。

ヴィヴィとアンアンの仲がいいんだかカケヒキしてるんだかの微妙な関係をやきもきしながら見ているオッフィーの関係が好きです。

BLテイストもあって、ヴィヴィとアンアンがキスするシーンで「アンアンはどっちの姿だ!?」と目を皿にして前のページに戻ったりしてました(笑)
アンアンは基本の性別は男のようで、女の子の姿にも変化可能って感じかな?

イラストを見るかぎり、アンアン×ヴィヴィかなあと思ってたんだけど、読んでいくとアンアンのキャラがかわいすぎた。
あの顔で悪魔で一人称が「僕」なんて!!
しかも口をとがらす仕草もかわいい。
なにげに育ちの良さそうな悪魔さんで、すっかりヴィヴィ×アンアンに転がりました。

次作も買ってあるので、さっそく今日の夜にでも読もうと思います。





一般小説 サ行  未分類 | 【2008-02-12(Tue) 11:22:02】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

王国は星空の下 篠田真由美


★5/10

読みやすすぎて読みにくかったです(なんだそりゃ)
篠田小説に男3人とくりゃ、どこかでBL臭がするに違いないと核心していたのですが、意外とそんなことはなかった・・・まったくなかった(涙)
それとも、私のBLセンサーが故障してたのかもしれませぬ。
ミステリーじたいはけっこうどうでもいい感じで(失礼)、それよりも寮の雰囲気、夜の寮の雰囲気がとっても好みでした。
いがいやいがい、とっても健全な本でした(涙)




一般小説 サ行  未分類 | 【2007-12-27(Thu) 12:58:37】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

春の子供 初夏のひよこ(青空の卵) 坂木司


★6/10(ネタバレ・辛口)

けっこう辛口。
ところどころ、主人公が読者に話しかけている。
私の乏しい読書数の中で、石田衣良のIWGPシリーズを彷彿とさせる。
マコトが語りかけてくる文体、とっても好きだった。

が、こっちの主人公坂木はうざいっ(バッサリ)
なんでかなあ。
多分、坂木の性格にあるんだと思う。
鼻につくほど善人然としていて、そのわりに自分の闇にも気づいている。
何でもお見通し、といった上目線で語りかけられてる気がしてならないのよ。
そのひとつに
「まりおくんはうるさくしたり、鳥井の部屋をかきまわすような子じゃないから」
というセリフに、カチンとくる。
いや、私はまりおくんじゃありませんが、もしまりおくんだったらカチンとくるに違いない。
おまえにおれの何がわかるんじゃいっ!と。
しかも、勝手にまりお像を作り上げていく坂木の思い込みに辟易。

比べるのもどうかと思うけど、IWGPのマコトは語りかけるものの、けっしてその人の領域に土足で入り込まない淡白さがある。
わからないものはわからない。
すべての人間の心が理解できるはずがない。
相手が見せたくないものを無理やり引きずり出すような無神経さがない。
淡白で鈍感なふりができる繊細さを持っている気がする。
そして、自分の都合のいいように、相手をいい人間に作り上げることもしない。

言葉をうまく喋れないくらいで、脳に障害があると決めつける。
まりおはどう見てもハーフらしいのに、坂木はどうしても心の病もしくは脳に障害があることにしたいらしい。
想像はエスカレートしていって、脳に障害のある子供を押し付けあうまりおくんの両親を勝手に捏造しては、まりおくんを可哀想だといって泣く。
勝手な思い込みキャラ設定されちゃって勝手に哀れまれて見当違いの同情されて、どうにもこうにも手に負えないのは坂木だと思います。
もしかして、一番最後のどんでん返しで、坂木こそが心の病だったりするんだろうか。
だったならば、計算してるなあと思って、面白い気がする。
まりおくんの謎が解かれた後、鳥井が
「そういうことにしといた方が、坂木の夢を壊さないかと思った」
というセリフに、鳥井は坂木の傲慢な部分に気づいているのかな、と思ったんだけど。
もし、坂木が実際にいたら、私は絶対に近づかないです。
坂木の前じゃ、聖人君子でなくっちゃいけないような気がする。
じゃないと、すぐに見当違いな同情されそう。
で、勝手に助けてあげなきゃとか思われそう。
坂木は、周囲の人間をすべて弱者にすることで、満足しているように思えてならないのですが。

という辛口を延々と書きましたが、次の巻も読みます。
感想の全ては、文章の展開や文体に関する云々ではなくて、キャラの性格がむかつくってだけの話なので、そこさえクリアできるなら、本当に読みやすくて好きなんですもん。
それに、やっぱり、この二人の萌えはたまらない。




一般小説 サ行  未分類 | 【2007-08-07(Tue) 16:29:53】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

冬の贈りもの(青空の卵) 坂木司


★7/10 (ネタバレ)

相変わらずのノリで進んで行きます。
主人公の坂木と鳥井の関係も、滝本と小宮の関係も、安藤と塚田の関係も(推定、男カップル2組半)、相変わらずモエモエで進んで行きます。
腐女子にはやっぱりお薦め。

でも、なんか色々と釈然としないものが出てきました。
いや、カップルの仲は安定(?)してるんですが。

今回、犯人だった夫婦について。
なんか、優しく優しく扱っているようにも見えるんだけど、まるで切れ味の悪いナイフで急所を避けて何度も何度も突き刺しているような、心地の悪さを感じてしまったわ。
とし子もとし子だけど、そんなものをもらったくらいで大仰に大騒ぎする安藤も安藤だと思うの。
それにつられて、みんなも大騒ぎするのもどうかと思うの。
事件云々の前に、私はそこにツッコミを入れたいの。
それぐらいで、とし子を責めまくる塚田たちは、逆に人の心をわかってないんじゃないかと思うの。
そして、丈太郎に「とし子さんがはじめての女だね」と言う木村さんも、人の心のわからない人だと思うの。
そこまで暴く権利がどこにあるのかしら。
それに、2番目だろうが3番目だろうが、女心の分からない奴は分からないのよ。
それ以上に、木村さんはじじいのくせに、男心が全く分かってないんじゃないかと思うの。
家のものがどんどんなくなるわ、とし子には無視されるわ、怒りに任せてちょっと暴言吐いたくらいでみんなでよってたかった悪者にされるわ。
むしろ、塚田の暴言の方がひどいでしょ。
「僕は目が不自由ですが、あなたの香水が高価な品だってことくらい、わかるんです」
ってセリフは暴言というよりもあざとい。
わざわざ自分の目が不自由であることを言う必要は全くないはず。

そして、今回の犯人を鳥井は家に入れたくないという。
その本当の理由は最後まで明かされていない。
そんなに沢山の人数部屋に入れたくないと鳥井は言ってるけど、「春の子供」では、同数の人間は鳥井宅に集まっているじゃないの。
いや、それ以上の人数は鳥井宅にいました。
鳥井と年の近い人間ならばいいのかしら。
一番、悪徳な罪(青空の卵の中では)を犯した、最初の犯人でさえ、謎解きの時は鳥井宅へやってきている。

微妙に優しいふりをした優しくない人というのが透けて読めてしまい、しかもそれを優しい物語然としたオブラートに包んでいる小説に読めてしまうのがネックでした。

ここらへんにケチをつける本ってのは、単純に作家さんと私の思考が合わない場合はほとんどです。
BL界では人気ある、かの有名な榎田尤利作品を私は嫌いなのですが、この本を読んでいて、榎田作品と通じる匂いがしました(最近の榎田作品は読んでないので、違いがあるかも)
いかに、私がひねくれているかが、如実にわかると思います。





一般小説 サ行  未分類 | 【2007-08-07(Tue) 15:29:08】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

秋の足音(青空の卵) 坂木司


★9/10

それにしても、坂木司は同年代じゃなかろうかと思うんだが。
そして、私と同じような読書歴を辿ってきたんじゃなかろうかと思うんだが。
だからこそツボを心得ているし、色々な作家のそれぞれのおいしい部分を全て吸収して出来た作品だからこそ、こんなにも面白いんじゃなかろうか。
御手洗みたいなのがもっと読みたい、有栖川みたいなのがもっと読みたい、そんなキャラ読み本格ミステリー愛読者の欲求を存分に満たしてくれる。
それは同じ匂いを感じる者の、贔屓目かしら(笑)

文章の稚拙さはある気がスル。
ただ、それがたんに稚拙であるのか、それともあえて間口を広げるために易しく書いてあるのかはわからない。
読むと、BL的な文章(≠内容)だったり、アマっぽさが残ってたりするんだけど、もしかしたらそれは計算じゃなかろうかとまで思ってしまうほど、文体はミステリーに重点がおかれていない。
いっそ、潔いほど、キャラたちの関係にスポットがあてられていて、すがすがしい。
本当のミステリーは人間(キャラ)にアリ。

むしろ、普通の人間面している坂木くんが意外とミステリー。
この、腹黒男が!
とツッコミたくなるのは、P.90の坂木くんの独白です。

僕は時々、怖いことを考える。
もし、鳥井の身体がどこか不自由だったなら。
もし、自分のせいで彼がそうなってたのだとしたら。
誰はばかることのない、それはそれは立派な大義名分が先に立って。
僕は一生、鳥井のことを気にしながら生きていってもいいんじゃないのかと。


ここは文体のアマっぽさが見えるんだけど、ストレートであるがゆえに、坂木くんの腹黒さが率直だ。
というか、作者のいわんとしていることが率直に伝わる。
ってういか、坂木、こええですよ。
あんた、耽美の国へ行けるかもよ。

ほかのサイトさんでも言われてるけど、色々と狙ってる感満載ですが、そんなこたぁどうでもいいのです。
あたしをもっと楽しませろっ!!
そんな女王様な気分で、ムハムハ読んでおりまする。

それにしても、坂木さん、明治大正昭和初期の時代設定のものを書いたら、キャラたちの一人語りでもマッチする気がする。
そういうのも読んでみたいなあ。
まあ、先にこのシリーズと「切れない糸」を読んでからですが。

坂木さんがこの路線で行く限り、私は読み続けます。
こんなに手軽で読みやすくて読みやすいがゆえに何度も読み返せて腐女子に優しい本格ミステリー(チック)は、御手洗・有栖川他を読んできた私には嬉しい限りの読み物なのよ。
私の友達が書いたのかってくらい、ツボが分かってるンだなあ。



一般小説 サ行  未分類 | 【2007-08-06(Mon) 21:51:41】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

夏の終わりの三重奏(青空の卵) 坂木司


★9/10

萌える萌えると評判の作品。
手に取ろうと思いつつも、そのまんまにしてました。
一昨日、古本屋に行った際に、この本を見つけたのでパラ見をしてみたら

誰も彼を欲しがらなかった。僕以外は。

という部分に、心打ち震えまして、こりゃ古本で買う本じゃねえ!(保存本だ!)と思って、新本屋へ走りました。

新本で買ってよかった・・・。
期待以上に面白い。
古本でこういう本に出会った場合、下手すると、古本買って新本で買ってという余計な出費が増えるので、最初から新本で買うのが経済的(笑)

さて、本の内容です。
文章がびっくりするほど読みやすい。
漫画を読んでるような感覚で読めます。
っていうか、最近、旧仮名づかいとかの本ばかり読んでいたせいかもしれないが…。

本格派ミステリーってやっぱり面白いなあ。
ミステリーというようなトリックはないけど、ホームズ役とワトソン役の会話のやりとりが本格派ミステリーの醍醐味よね、っていう。

そして、泣けてしまった。
鳥井のお茶菓子に対する執着の原因が、すっごく切なくて切なくて、涙は出なかったけど、ぐーっと心臓は凝縮されるような切なさに襲われました。
こんなん読んだら、お菓子を食べるたびに、切なくなるじゃないのよ!!

そして、好きな部分を抜粋。
鳥井と滝本の関係。(ちなみに、主役は坂井で萌えるのは坂井×鳥井です)

誰にでも調子のいい奴と、誰にでも無愛想な奴。僕にはわからないシンパシーのようなものが彼らの間に流れている。だからこそ、鳥井の滝本とは普通の話ができたのだろう。

いいこと言うなあと(笑)
誰にでも調子のいい人ってのは、誰にでも無愛想な人と同じなのよね。
乱暴なくくりだけど。
目に見える方法が違うだけで、人に対する心の距離の取り方が同じ気がする。
私が好きなタイプの主人公というのはちゃらちゃらした系だといつも豪語しているけど、引っ込み思案な不器用キャラが好きだという人と同じ考え方だと思ってもらっていい(笑)
何の話だ。





一般小説 サ行  未分類 | 【2007-08-06(Mon) 18:52:05】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

坂の上の雲(1) 司馬遼太郎

坂の上の雲〈1〉 坂の上の雲〈1〉
司馬 遼太郎 (1999/01)
文藝春秋

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★5/10

読っみにくっ!!!
あらすじに「小説」って書いてあるからそのつもりで読んでたら、ところどころに司馬さんの注釈や独白が入ってて、そこで小説の流れをぶった切られるから、なんか集中力がそがれました。
坂の上の雲の世界に入りこもうとする直前で、現実に引き戻される不快感に、ちょっと読むのに時間がかかったわよ。
系統的には阿刀田高さんの例えば『旧約聖書を知っていますか』とかの、ガイド的(資料とか)な本だと思います。
描写というより説明の多い小説だったように思うかな。
その分、時代背景や複雑な時代制度などがとっても分かりやすくて、その注釈のおかげでしっかりと理解できました。
やっぱり存在した人間を書いてるだけあってか、自由に読者側で想像してネ、とった部分が少なかったためか、遊び場の広い小説が好きな私としては、ちょっと窮屈だった。
でも、おかげで、モエモエな兄弟を見つけましたよ、奥さん!!
伊予ことばが可愛い、ハーフ系イケメン兄さんの好古。
色白で大きな目の目じりがやや垂れ下がって、唇は娘のように赤く鼻も高い。
しかも酒好きの愛煙家。
そんな好古の弟である淳は、町一番のやんちゃくれ。
他の子よりもずっと小柄で、色が黒く、目が小気味いいほど光ってる。
喧嘩屋といわれ、闘争心が強すぎると言われ。
そのくせ、絵も文も上手く、浄瑠璃本が好きだという文学的な面もあって、1味も2味もおいしいキャラです。
そんな淳が唯一恐れてるのが、兄の好古。
それもそのはず、生まれてすぐの淳は家が貧窮しているために、寺へ追いやろうとしている両親を好古が止めたために、こうして両親と暮らしているのよ。
しかも、学費はすべて好古が払ってる。
淳の学費を稼ぐために、好古は給料のいいところいいところへと階段をのぼっていく。
ああ、兄弟愛。
この兄弟ってば、二人で1つの茶碗を使っていたりするんだから。
そして、好古の淳への教育は野蛮主義(バーバリズム)ですってよ。
しかもしかも、好古が家に帰ってくると、淳はあわてて縁側に出て、正座してていねいに頭をさげてお出迎え。
かわいいったら!!
まあ、そんな好古も、吉原へよく足を運んでいたようで。
しれっとパリの生活について「まるで田舎の処女が、吉原にかつぎこまれたようなものです」というあたり、なかなか食えないお方。
医者嫌いなあたりも可愛くて。
そんな兄は独身主義者。
自然、淳にも「嫁をもとうとおもうな」と教育するわけです。
むふふ。
まあ、そうとう晩婚とはいえ、結婚するわけですが。
っていうか、実在の人物なので、わたしが思う下世話な妄想は、所詮わたし好みの脚色でしかないんですが(笑)
こんな仲の良い・・・というよりも、互いを思いあっている兄弟が実在したことが、私の心をなごませるのよ・・・。
また、正岡子規とかもいい具合にいて。
もちろん、萌えだけじゃなくて、名言の数々があるわけですが、まあ、ここでは萌えしか語りません。
じゃないと、どこまでも長く長くなってしまうわ。







一般小説 サ行  未分類 | 【2007-07-30(Mon) 00:19:21】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

聖三角形(逢魔ヶ時) 榊原姿保美

聖三角形(セントトライアングル) 聖三角形(セントトライアングル)
榊原 姿保美 (1994/06)
立風書房

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★5/10

ああ、なんかモヤッとする終り方。
どうなってんの、これ~……。
少年とか占術とか悪魔とか双子とかそんなんがちりばめられてて、そこから湧き出てくるイメージがそのまんま描かれてる。
ああ、なんかモヤッとする。
でも嫌いじゃァないんだよなあ。

一般小説 サ行  未分類 | 【2007-02-06(Tue) 10:52:59】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

聖なる黒夜 柴田よしき

聖なる黒夜 聖なる黒夜
柴田 よしき (2002/10)
角川書店

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★9.7/10(ネタバレ)

なんてこったい。私も腐女子の例にもれずズップリだ。
3週間かけてちまちまと読みました。
面白すぎて萌えすぎて、数ページ読んだら本を胸に抱き目を閉じてムフーとにやけるの繰り返しでした。
登場人物誰もが重石(罪というのか)を抱えているのが、たまらなく泣ける。
麻生龍太郎と聞くと、どうしても麻生太郎の顔を思い出してならんくて、最初は四苦八苦(笑)
それもすぐに払拭されましたけどネ。
山内の方は、以前TVで見た『保育士探偵危機100発!』の吹越満のイメージが強い。
最初は吹越満ってどうよ~どうよ~と思いながら読んだんだけど、意外や意外けっこう合うんだね、これが!
ドラマのテンションは高すぎたけど(ドラマ的には面白かった)吹越満の若い頃を想像して見ると、アリだなと。
実際に吹越満の若い頃を調べずに、想像にとどまらせておきますけども(笑)
それはさておき。

人間関係の糸の縺れ絡まる具合といったら、魂抜き取られそうなくらい、誰もが業が深いというか情が強い。
ああ、好きだな~。
慟哭のような盛り上がりはないんだけど、山内とケンジの可愛いじゃれ合いとか、山内と田村の他愛無いじゃれあいとか、山内の寝顔とか、そういう場面で涙がつーっと出てくる感じ。
ぼんやりな麻生とか強かな山内とか一途な及川とか孤高の韮崎。
みんな少しずつダイヤルをかけちがいしていくさまが切なくて切なくて。
ああ、上手く感想がかけません。
文庫本で買う。これは買うわ。
いつなんどき読み返したくなるか分からない。

『バイセクはホモとヘテロの中間地点じゃない。まったく別な第三の存在だ。』

これは山内が言った言葉なんですけど。
あと、P.512の静香と山背の会話がやけに響きます。

『天罰だと思ったこと自体が、あたしの弱さなんです。結局は練習不足、集中力の鍛錬不足、実力不足。それだけのことでした。』

雷が落ちました。ビカーッ!!っと。
けっこう私も、天罰だとかいいことの後には悪いことがあるとか思って、ジンクスとか微妙にかつぐ感じなんですが、静香の言葉で目が覚めたよ。
そうか、そうだ、そうなんだ!!
あとは同じく静香と山背の会話ですけど。

『あの人があんたの目に寂しそうに見えているんだとしたらな、静香。本当に寂しいのは、龍さんじゃなくて、あんたの心なんだと思うよ、俺は』

この『聖なる黒夜』は(というより柴田さんが、なのかな)思いもよらなかった場所から答えが出てくるので、本当に目が覚めるって感じです。

なんかいろいろいろいろ感想はあるんですけど、好きすぎて収集がつかない(笑)
けっこう笑える台詞があるのも好きだしね。





一般小説 サ行  未分類 | 【2006-12-27(Wed) 22:54:06】 | Trackback:(2) | Comments:(115) | [編集]

建築探偵桜井京介 館を行く 篠田真由美



建築探偵桜井京介 館を行く 建築探偵桜井京介 館を行く
篠田 真由美 (2006/11/11)
講談社

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★10/10

これ図書館で借りたんだけど、買っちゃおうかしら。
建築探偵桜井京介シリーズが好きな方は必見です。
篠田真由美さんと京介が陰険トゲトゲ漫才(笑)をしながら館をめぐる企画本。
フィクションとノンフィクションのコラボ。
ほんっとうに、これが面白いんだから。
篠田さんってこーゆー性格してたのか、っていう嬉しい発見(笑)
京介を振り回す篠田さんがサイコー!
もちろん蒼や深春も登場します。
京介と蒼のラブラブ対話(そう篠田さんが言うんだもん(笑))にウハウハ。

もちろん、館ガイドとしてもお役立ち。
館という雰囲気に安藤忠雄はないだろ、と思いながら近代建築としてはどうしてもはずせない方ですよね。
ちょっと建築物を調べたら、絶対に最初の方に出てくる名前。
それを最初にもってくるのは大人の事情とはいえ(笑)さすがです。

最初にこの本を開いたときは館の写真が白黒で小さい(絵もあるんだけど)のでどうかなーと思いながら読んだんですが、全くの杞憂でした。
篠田さんの表現力ってすごいんだ……と本当に今更ながら驚いてしまって尊敬しきりです。
写真がなくても想像できるんですよ。
しかも、写真という姿形を見るよりも、その空気感やオーラ、匂いまで感じてしまう。
文章って使う人が使えばこんなに幅広く自由で表現に溢れたものなのか、と思いました。
私も、こんなふうに伝えられる文章のプロになりたい(笑……ってるけど真剣です)

もちろん、モデルになった館の紹介もしてるから、脇には建築探偵シリーズをどっかりと用意しておくことをお薦めします。
建築探偵シリーズは2部に入った半分あたりで止まってるのですが、俄然読む気が湧きました。
まずは、未明の館から読み返さねば!!
とはいえ、私が持ってるのはノベルズ版。
篠田さんいわく、文庫の際に徹底的に人物描写を納得いくまで修正しているそうなので、若干登場人物の性格が違うらしい。
うーん、文庫版買っちゃうかなあ……。
まあ、それは置いといて、よいしょ。

親切にも近代建築ブックでおすすめ書の紹介もしてあります。
本文にもちょろっと出てきた『日本の洋館』シリーズも紹介されてて。
この本、私大好きなのよ。
例のごとくお高いので、図書館でかりてウハウハ言いながら読んだ本。
建物を見ただけで、妄想が広がるわぁ……ってくらいに、ロマンチックな建造物がたくさん載ってます。
気に入った写真とかスキャナで取り込んで保存しちゃったわよ。
でも篠田さんが持ってるなら、私も買おうかな~なんて……オバカな子がここにいますよ(笑)
だってね、近代建築ブックに紹介されてる本、全て篠田さんが読んだことのある本ならば、私だって読みたいの(このフレーズ、前にも使ったような……)
まずは、文庫の本だけ買って見ようと思います。

あとね、建物しか興味なかったけど、建築家にも少し興味をもちました。
弟子とかライバルとかいう関係に萌え(笑)

何はともあれ、ものすっごい面白かったです。
私も館めぐりしようかなあ。

日本各地の近代建築を訪ねて、というテーマのエッセイ。
ただこれは単なるエッセイではなく、タイトルにもあるとおり、著者の作品、建築探偵シリーズの主役・桜井京介も著者といっしょに旅をしているという設定でのエッセイとなっている。ので、創作物の楽しさも同時に味わえるという、一粒で二度おいしい本。こういう企画モノって、最高だな。
京介だけでなく蒼も登場するし、さらに深春まで登場くださるとは、なんて贅沢な...
建築探偵桜井京介 館を行く 篠田真由美著(講談社)





一般小説 サ行  未分類 | 【2006-12-16(Sat) 00:23:41】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

神様がくれた指 佐藤多佳子

神様がくれた指


私が読んだのは単行本です。
単行本の装丁も綺麗で好きですが、イメージとしては文庫の装丁の方がぴったりかな。

例によって例の如くヨコシマ読みでございます。
読み終わっての印象はズバリ流動的な小説。
プロのスリ師のマッキーと占い師の昼間。
マッキーは長身でそこそこ男前らしく、スリ師の師匠の父から「目立つからそれ以上男前になるなよ」といわれるくらいイケメンとみた。
昼間は女性と見まごうばかりの中性的な美貌と身長。
マッキーと昼間が一緒に暮らしているのをマッキーの同業者(スリ)の隼人が見て、すっかりマッキーは美人の女性と暮らしていると勘違いして、マッキーに心寄せる咲は心配で見に来るし。
ヨコシマ的に、王道としてマッキー×昼間といきたいところですが、もちろん深読みできる箇所もたくさんあるのですが、もしかしなくてもマッキーのハーレム状態ですな(笑)
マッキーにつっかかりつつも尊敬している無口な忠犬隼人との関係もいいし、マッキーとストイックな野津の関係もいいし、熊のような角田と調教師のような(笑)マッキーの関係もいいし、マッキーとハルの関係もいい。
ハルがなあ、もっと早くマッキーと出逢えていたら絶対に違ったと思うんだよねえ。そしてマッキーも一匹狼じゃなかったと思うんだなあ……なんて妄想をふくらませてみたり(笑)
脳内ヨコシマでは、野津隼人角田諸々→マッキー。
で、マッキー⇔昼間(安心できる家のような穏やかな愛)
更に、マッキー⇔ハル(刹那的でも燃え上がる情熱的な愛)
って感じ(笑)
まあ、そんな妄想抜きにしても面白かったです。

隼人キャラのような奴が好きなんで、野津隼人とかマッキー隼人もいいなあなんて、ふふふ。


一般小説 サ行  未分類 | 【2006-09-26(Tue) 22:04:39】 | Trackback:(1) | Comments:(2) | [編集]

ルドルフとイッパイアッテナ 斉藤洋

ルドルフとイッパイアッテナ


読書の原動力がなので、これも例に漏れずソレ目的で読みました。
有名な児童書らしいですね。
しかも初版は87年でアニメ化もしていたという…。
私は某レビューサイトさんがイッパイアッテナ×ルドルフで萌えられるという言葉を胸に読みました。
なんだってこう斜め方向から入るかな。
ま、普通に面白いとか言われても読もうとは思わなかったに違いないんだけどさ(笑)

そして、噂に違わずでした。
主人公のルドは迷子になって道に迷っていたところを野良猫のイッパイアッテナに恐喝されスゴスゴと魚を置いて逃げようとしたルドにイッパイアッテナはちょっと待ちな!みたいな出会い。
自分を怖がらないルドにイッパイアッテナは心をひらき、また優しい(ルドにだけ)イッパイアッテナを頼り尊敬するルド。
まごうことなきラブラブ
ルド仲良くなろうとするブッチーに嫉妬するイッパイアッテナとか、最初は同情だったが今はおまえ自身が好きになったんだと告白するイッパイアッテナとか、汚い言葉を使ったルドを叱り自分好みの綺麗な心のルドに育てようとするイッパイアッテナとかとかとか。
どうしてこんなに愛されちゃってんのルドちゃん!って感じで。
ルドの住んでた住所がわかって帰る計画をたてるときのイッパイアッテナが「さみしくなるけどな、それはおまえに関係ないことだ」とか言うんですよ。
もう一息でプロポーズ成立するのに!(笑)
挙句にルドの門出を祝おうとイッパイアッテナは天敵のデビルに頭を下げてまで肉をわけてもらおうとするなんて、そこにがないはずがない!
幸せです。



一般小説 サ行  未分類 | 【2005-12-07(Wed) 21:34:39】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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