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和田秀樹 自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」



今回は第5章から終わりまでのまとめと感想です。

前回は、相手の話したいこと求めてること自分に出来ることを自分の頭でまとめてから返事をすること。
まとめる為の情報として、いつ、どこで、誰が、何を、どういう目的で、どうのように、どうした、を仕入れること。
更に、数字やデータなどの具体的な情報があると厚みある内容になること。
(厚みある内容になると、その情報を人に伝えやすくなります)
がしかし、情報収集に必死になりすぎて相手が話してる途中で質問をしてはいけない!
これ鉄則ですが忘れがちです。
相手を気持ちよく話し切らせることが一番重要なのよね。
そして、自分が話す時も同じくそれらを意識し『一番言いたい事』を率直に伝えること。

そして、その場の空気を楽しむ『お喋り』と話の内容をたのしむ『会話』は違うということ。

また、内容や情報をメモすると具現化されてまとめやすくなること。
具現化するので、人にも伝えやすくなること。


などが書かれてました。


そして今回は『なぜ』と問うことの重要性を教えられました。
なぜ、その話をしたのか。
なぜ、その言い方になったのか。
なぜ、その行動をしたのか。
なぜ、そうなったのか。
5章までは、内容を具体的にまとめるためのデータ収集方法の説明が主だったと思います。
5章以下は、話してる人の息づかい、言葉づかい、声のトーン、目線、仕草などの心理面でのデータ収集の必要さを説いていたと思います。
相手の気持ちを理解する為には、自分は冷静でロジカル的に相手を観察すべきかなと思いました。
そして、共感できると冷静に分析できたなら共感を示す。
共感できないならば、相手の気持ちをくみ取るにとどめておく。

そして話し手としては『起結承転』を意識すること。
結論からぶつけて、その理由や経緯を説明する。
その後で、相手がどう思うのか、相手だったらどうしてたのか、などを問う。
この『転』の問い方が聴く相手や内容によって工夫がいるような気がします。
また、『起承転結』で話さないと頭の中でまとめられない人やストレスを感じる人もいると思うので、その見極めも大切かな。

あと「さわりの部分だけ話して相手が興味なさそうなら話題を切り替える」とありますが、相手の気持ちを察する能力がずば抜けていない限り難しいと思います。
私の場合は相手が興味なさげでも切り替えないようにしています。
あまりにも興味なさそうならば切り替えるなり黙るなりしますが。
というのは以前、興味なさそうだと判断して話題を切り替え続けていたら話題が変わりすぎてついていけないと言われたことがあるのです。
それから私は、相手が考える時間を与えるため、また話し続けることで相手にとって興味持つ事柄が出てくる可能性もあるのであえて切りかえないようにしています。
とはいえ、話し切った後に何も反応がなかった時のさみしさといったら!
その時は、「本当にこの話題に興味ないのね…」という相手の情報だけを胸にひっそりと心の枕を濡らしますが。

余すことなく全てが参考になる本でした。
おすすめです。



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本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2013-11-15(Fri) 16:58:33】 | Trackback(-) | Comments:(2) | [編集]

和田秀樹 自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」



まだ読んでいる途中ですが、この本の言うことに従って途中でまとめてみることにします。
まとめるのは内容だけでなく感想も込みですが・・・。
平積みにされていたこの本をパラっとめくった時に『うまく話すことより、型どおりに話すこと』という文章に衝撃を受け購入しました。
『型どおりに話す』というシンプルでドライな考え方に、会話ってそんなもんで良いのだとふと気持ちが楽になったんです。

話を聞く時は、相手の話を心をこめて目と耳を開いて回りくどくても最後まで我慢してしっかり聴ききって頭の中でまとめる(相手の求めてること、自分に出来ることを考える)
話をする時は、自分が一番いいたい事を頭の中でまとめてから伝える。
「あれもこれも伝えたい」ではなく「これだけは伝えよう」という優先順位をつけることで、聴きやすくなる。
また、最初に結論を言うことで話を聴く側はまとめやすくなる。
きっと質問もしやすくなる、はず。
話をする時も聴く時も『5W1H』を確認することで、質問しやすくなるし話題を広げやすくなる。
誰が、何時、何処で、何を、何故、どのよう(方法)に、どうした。
が、尋問口調になりがちなので「もう少し詳しく知りたい」というソフトな問いかけや、「私はこう思うのだけどどうだろう」といった掘り下げ方がいいかな。
相手の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で理解できるまで質問する。
数字やデータなどを充実させていくと、話の内容に厚みをもって理解できる、はず。
まぁ、数字やデータを聴いてもすぐに忘れちゃうんだけど・・・。

そこで著者の和田さんが繰り返し説いていたメモの重要性を考える。
メモをすることはもちろん記録を残すこととして役立つが、それだけが理由ではない。
文字にすることで「頭の中でぼんやりしたまとまり」を具現化できる。
具現化できるということは、その情報を的確に人に伝えられるということ。
「ぼんやりしたまとまり」のままでは「ぼんやりした情報」にしかならないので、聴く人も何を聴けばいいのか相手は何が言いたいのかつかめない事態におちいる。

また、メモをとることで言い忘れ聞き忘れを防ぎ、話が飛ぶこともなくなり、記憶を即座によみがえらせる効果もある。
極端に言えば話をする時も聴く時もメモがあると大いに便利で、お互いの話の内容が分かり易くなる。

さっそく昨夜電話でメモをとりながら会話してみたら、
今まで自分が人の話をいかに適当に聴いていたかを実感しました。
自分が訊きたい質問はするけど(興味のない)基本情報はいっさい触れない、という聴き方でした。
話す側にとっては常に不完全燃焼だったと思います。
それが5W1Hを見ながら相手の話題を開いていくと、確かに聴ききった感覚はありました。
相手が5W1Hのどこを一番に聴いてほしいのかが分かるような気がしました。
(まだ感覚だけなので、相手が満足できるようなリターンは出来てないけど)
それを聴ききった後で自分の訊きたいことを訊く、というのがお互い充実した会話になるのかな。
面と向かってメモりながら会話をするのはさすがに出来ませんが、電話越しでひっそり訓練していこうと思います(笑)
手のひらに5W1Hを書いててもいいかも。

『うまく話すことより、型どおりに話すこと』と同様に『「私の話は、面白くないな」とためらうでしょう。でも「まとめる力」とはそういうものです』の言葉にも衝撃をうけました。
つまり、私は話を面白くしようとして自分本位な会話の流れを作っていたのかもしれないことに気づいたからです。
「お喋り」と「会話」の違いが具体的に理解できたような気がします。
「お喋り」は泣いたり笑ったりすることと同じでストレス発散方法。
「会話」は情報交換や相互理解の確認。「話題を伝えきった満足」「相手の気持ち・情報を聴ききった満足」が伴うコミュニケーション。
かな。
だから相手が「会話」をしているのに「お喋り」で返すと話す側は不完全燃焼になるわけで、それを私は今までやっていたのだと気づいたのです。
自分が『楽しむ』ことを優先させるのではなく『相手が話し切る満足』が非常に大事。
また自分は自分で、相手が聴きやすい情報提供をすることで『聴ききる・質問できる満足』を与えることが出来る。

ストレス発散とコミュニケーション。
もしかしたらよく言われる男の会話と女の会話の違いとはこういうことなのかもしれないなと思いました。


本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2013-11-12(Tue) 14:42:19】 | Trackback(-) | Comments:(1) | [編集]

加藤ゑみ子 上質生活

上質生活上質生活
(2006/09/01)
加藤 ゑみ子

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上質な生活をしようとすると、丁寧さと緊張感そして決断力が必要となるのだな。

清貧とはよく磨かれたガラス窓です。
何も華やかなものがなくても、よく磨かれたガラス窓のある部屋は美しい。
清潔感、汚れのなさこそ、美の始まりです。


この言葉は身に染みます。
清貧になりたいとか思わないし、シンプルが必ずしも良いとも思わない。
でも、確かに磨かれたガラス掃除された部屋は美しい。
古くて疵だらけの物でも常に手入れされているものは輝いて見えるのよね。
さっそく掃除しようと思いました。
今の時期(年末)、良いきっかけになった(笑)

『縫い裁つ人』といいこの本といい、私は物を大切にするブームが訪れているらしい。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-12-14(Fri) 14:35:27】 | Trackback(-) | Comments:(0) | [編集]

山田ズーニー あなたの話はなぜ「通じない」のか/おとなの小論文教室。

 

私はやっぱり人と接することが好きなのだと、しみじみと実感した。
岡田光世さんの『ニューヨークのとけない魔法』を読んだ時と同じ感動を味わいました。
「人と接したい、話したい。個々の心を、考えを、もっと知りたい!」

コミュニケーションのために『聞き方』の本ばかり読んできたが、私は聞くよりも話す方が苦手であることにハタと気づいた。
そこで、アマゾンで高評価だったズーニーさんの『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を読んでみた。
最初はハウツー本を読むつもりだったので、ページを開いた時の「文章」におののいた。
私が今まで読んできたハウツー本は、優しい語り口調や箇条書きといったとても読みやすい体裁のもの。
それが『あなたの・・・』では、語り口調であるものの「ですます」と排除した堅い文章。
しかも、初っぱなから「メディア力」ときたもんだ。
さぞ高尚なことが書いてあるのだろうと身構えて読みはじめたが、「1 通じ合えない痛み」を読み終わった頃には、胸にぐっと後悔のような今まで堪えてきた哀しみのようなものが押し寄せてきて、何とも言えない泣きたい気持ちになっていた。
そして、1冊まるまる読み終えてわかったのは「言葉は自分の気持ちを伝えるためのもの」なのだということ。
建前やおべっかをいうためにあるのではない。
人と人が心から深くコミュニケーションをとるために言葉がある。
自分の心を正直に伝えてもいいのだ、と晴れ晴れとした気持ちになった。
まあ、正直に伝えるといっても、相手に伝わりやすい方法が大事で、それこそが本の趣旨だと思いますが。
なので私はすっかりズーニーさんのファンになってしまい、翌日にはズーニーさんの文庫本を全て買いました。

そして今日、『おとなの・・・』を読みおわりました。
既に2度読みしました。
読みすすめていくうちに、心が解放されて自由になっていきました。
文字通り「心のつかえ」がポロポロとこぼれていきました。
そして「私は人が好きだ」という晴れやかな気持ちが残りました。
こんなシンプルで清々しい気持ちで人と向きあおうと思えたのは久しぶり。
私は話すのが苦手じゃなくて、実際はいない敵に怯えて気持ちを飲み込んでただけなんだと気づきました。
話すのが聞くのと同じくらい好きだったことを思いだした。
ズーニーさんにお礼を言っても言い足りないくらい。

1レッスンごとに思ったことを書きたいくらいですが、長ったらしくなりそうなので、出来るかぎり「要するに」で書いていきたいと思います。

何も発信しないということは、何も考えていないことと同じだ。
まだ大人になりきれてない頃の私は、KYという言葉が流行ったド真ん中にいて怯えていた。
KYになるのが怖くて、自分の意見を必要最低限にしか話せなくなっていた。
私は、関係性を持たず逃げたい時に逃げられるネットに、「王様の耳は驢馬の耳」のようにポイポイ言葉を投げ捨てた。
でも自分とこれからも続くだろう関係性のある人には、相手の反応が怖くて言えなかった。
だけど「何も発信・・・」の言葉を読み、私は人と正面から向きあってなかったことに気づいた。
そんな自分になった原因をKYの言葉にしたいけど、向きあう前に逃げた自分の意気地なさを悔いてます。
今までもポイポイだったけど、これからはそうじゃない。
だって、自分と関わりのある人に私の気持ちを伝え、それに対して彼らが何を思い何を考えどんな反応を返すのかが知りたいからです。
大勢の人とコミュニケーションをとりたい。
それとは別に、自分と関係性を持つ身近な人と、密に深く心を伝えあい反応し共感したり意見を交わしたりしたい。
それには、やっぱり『自分の根っこの想いにうそをつかない』ことであり、『伝えなきゃ、伝わらない』んだと思った。

レッスン2のタイトル『好きなものに忠実でいる勇気』の一言が頭にガツーンと来ました。
私はタイトルと同じことをずっと思ってきてたはずなのに、いつの間にか忘れていたことに気づいたからです。
それは、自分の分野と違う人と接することが多くなり「どうせ相手にこの気持ち・興奮は分からないだろう」と伝える前から諦めるようになってしまったのです。
まさしく、勇気がなかった。
そして、それは私が相手を見くびっていた見下していたことに、今気づきました。
は、は、は、恥ずかしい!
ズーニーさんが言う、心の火種とかまっさらな頭と心とかありのままを見るとか以前に、私は相手を切り捨てていた。
自分の世界でしか生きようとしてなかった。
そりゃ、自分の分野と違う人と接するのが下手になっていくわ。
『違い』を楽しむコミュニケーションを排除し、『共感』だけを得ようとしていたのだから。
なので、レッスン9のY先輩の話は、ひどく心を打たれました。
やっぱり他者と向き合うってことだと思うの。自分の内面の理想じゃない世界があるってこと。しかも、それが圧倒的だということ。それを知ること。
内にこもる好きなことはつまんない。内にこもるのはそれ以上でもそれ以下でもない。玩具で一人遊びを続けていくようなものだから。圧倒的で不可解で憎らしくて愛すべき他者(外側の世界)にコミットすることで、はじめて自分の世界観が育てられて行くと思うし、他者と交わる行為でしか自分の世界も結局のところ立ちあがっていかないんじゃないか、とそんな気がするのね。

抜粋してるので、この前の文章があってのこの言葉ということを書いておきます。
この前の文章をざっくりまとめると、人の価値観で評価されても自分が満足しなければ(絶対価値)意味が見えない。が、絶対価値といっても自分でも揺らぐから、その時々で出していくしかないんだけどね、という感じです。
レッスン13のひらくということも、他者と自分の関係性に繋がってます。
『ひらく』ってのは、いい言葉だな。
私の人生のテーマにしたいです。
これからは『共感』だけのコミュニケーションから、他者との『違い』も楽しめるコミュニケーションスキルもつけたいです。

その気持ちは、レッスン19の『相手の気持ちを考えない勇気』にも繋がります。
画家をしている友人に、自分が、いい、美しい、面白いと思ったことに遠慮などするものじゃないと、厳しく教えられたことを思いだす。
自分の好きなものに忠実でいるには、自分の感性・感情を疑っては忠実でいられないし、遠慮してたら「自己がない」ことになってしまう。
だからこそ、自分の好きなもの、いい、美しい、面白いと思ったことを、臆面もなくまっさらありのままを表現する勇気が必要なのね。
相手の気持ちを考えて濃度の薄い関係を続けるのは、本当のコミュニケーションか。
やすかふぇさんの言葉、そこにあるのは「相手に気づかった私」っていうただの自己満足……。というのが、一番当を射てると思いました。
相手には断る・否定する権利もあるし、それを使うも使わないも「私」には知るよしもないことで考えるだけムダってこと。
相手が意見を言える人間である、と信頼することが大事かなと思いました。

ところで、こんなに真面目な感想ばかりを書いてしまいましたが、笑いが止まらないところもありました。
『要約おかん、への道』で、熟々と流れる愚痴の裏にある、本当の気持ちをズバッと要約したおかん。
これがさっと分かれば意思の疎通もしやすいんだけど、なかなか出来ませんね。
そうなるまでには、色々な「違い」や「共感」を「共有」していかないとね。
『動機ウキウキ』にも大笑いさせてもらいました。
「そしたら、なんと! 書けなくなってしまった。」
の文章が音声付きで頭の中で再生されてしまうほど臨場感ある切実な言葉であり、笑える文章配置でした。

閑話休題。
最後のレッスン『一人称がいない』では、ページが長くさかれていました。
いまいちピンとこない部分もありましたが、自分が言いたいことは何か、未整理にまま、虚空にむけてつぶやくように文章を書いてる子もいます。という言葉が、自分のことを言われているようで胸が痛みました。
私の場合、文章を書く時はまだマシですが、喋る時がまさしくそんな感じになります。
要領を得ない、気持ちをまとめないまま発言してしまうので、そのたびにアチャーと思うけど、何をどうすればいいのか分からない。
でも、虚空にむけてつぶやくのではなく、相手にむけて伝えるという気持ちを持つだけでも違うかな、と思いました。
まあ、こればっかりは、やってみないとわからない。

自分のとりまく関係性をつかむ方法は興味深かったです。
修飾語を禁止し、感情ではなく「いつ、だれが、何を、(私に)どうした」のみで考える。
やってみようと思いました。
感情ではなく、事実をもとにした関係性を見てみるのも楽しいと思うし、冷静に人を見られるようになるかもしれません。

消すことで消えてしまうもの』『「見」なくてはいけないもの』を読んでいて、あさのあつこさん著『No.6』を思いだしました。
正確なセリフも誰が言ったのかも覚えてないが、「見ろ! 感じろ!」と強く言ってる(言いきかせてる?)シーンがあったのです。
清濁合わさった全てを見て感じる。
しばらくは私のテーマでした。
それは人とコミュニケーションをとる上でも、忘れてはいけないことだな、と改めて気づきました。


この本の1レッスン1レッスン、また一言一言が心に沁みこんで、石頭を融かしてくれたように思います。
「ちょっと前まで私もそう思ってたのに」と言いたくなるような内容だったからかもしれない。
いつの間にか、面倒くさい苦手だ、で逃げてきていたのかなと。

自分自身(感情・思想・嗜好)に素直になり、その自分を他人に伝わりやすいようにひらいて話す。

これが、この本を読んで決めた『私の気持ちの「要約」』です。






本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-03-28(Wed) 01:42:56】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

鳥居志帆 このまま30歳になってもイイですか?



すでに三十路過ぎてるけど・・・。
いや、三十路過ぎたからこそ、社会常識&システムをすこしは覚えんとな。

というわけで、これは入門書としてベストでした。
経済書などによくあるダサいマンガではなく、『私達』と同じ目線に書かれているので共感と笑いに溢れていました。
そして、一抹の哀しさも(笑)

本の分厚さと内容の幅広さで、この値段というのは安いと思います。
お得な気持ちになりました。

そこそこの知識をお持ちの方なら物足りないかもしれませんが、私にようなド世間知らずにはちょうど良いです。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-03-16(Fri) 23:03:53】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ひすいこたろう/よっちゃん Happy名語録

Happy(しあわせ)名語録―一瞬で人生が変わる! (王様文庫)Happy(しあわせ)名語録―一瞬で人生が変わる! (王様文庫)
(2007/03)
ひすい こたろう、よっちゃん 他

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目からうろこが落ちたり、励まされたり、共感したりと、いい言葉が盛りだくさん。
でも、発言者のことやその言葉が出てきた背景についてはあまり書いなかったので思ってた内容とは少し違ったけど、面白かったです。

本当にたくさんある名言集の中で、目新しいな、と思ったものを2つ抜粋。

やめた方がいいんじゃないかしらっていうのに、しつこくやってる子が、いい踊りを踊っています。
 小松原庸子(フラメンコ・ダンサー)

どうして自分を責めるんですか? 他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか?
(アインシュタイン)


特に小松原さんの言葉は、踊りを好きな一人として励まされたし愛情を感じました。
アインシュタインの言葉は、自分がもしバカなことをしでかしてたら友人や家族が叱ってくれる、と信じてトライすることがあるので共感しました。





本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-02-14(Tue) 16:59:28】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

阿川佐和子 聞く力 心をひらく35のヒント

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
(2012/01)
阿川 佐和子

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最近”コミュニケーション”について興味ありますが、この本で軽く打ち止めになるかな。
それくらい良かった。
コミュニケーションハウトゥ本を数冊読んだけど、この本が1番腑に落ちました。
サブタイトルの「心をひらく35のヒント」は、この本のカラーを正確に表してると思います。
まさしくヒント。
うまく人の話聞けてないなーと思う気持ちにそっと手をそえてもらった感覚。
”人の話を聞く時にこういう気持ちだから、こういう言葉が出てきた”という心にそったテクニック(というか体験談)は、すんなりと心に入ってきました。
たまに「私もまだまだなのよ」という言葉に、阿川さんのような方でもそんな気持ちなら私なんて失敗したり緊張するのは当たり前だわ、と勇気をもらえたし。
このような”コミュニケーション”についての本を読むと、人と話したくてたまらなくなります。
まあ、実際に会っても、こういう知識が頭ん中からすっとんでる場合が多いので意味がないんですが(苦笑)


本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-02-10(Fri) 22:33:51】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ホステスに学ぶ話術

  

キャバクラやクラブに行く理由はなんぞや。
という理由から手を出した本ですが、面白かったです。
こんなに神経使って喋っていたらさぞかし疲れるだろうな。
ひたすら「へーへーへー」と感心しながら読みました。
あかねさんの本が一番笑えた。
水希さんの本は理論的に説明されてあったので他の本も読んでみました。
まあ私にはホステスの本は1冊あればいいかなって感じでした。

  

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2012-02-03(Fri) 13:59:11】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

松岡修造 松岡修造の人生を強く生きる83の言葉



軽く読めて楽しかった。
松岡修造好きだし。

みんな 竹になろうよ

が一番好きな言葉。

たくさんの人たちを押しのけてきているからこそがんばらなきゃいけないんだ

も好き。

腐ってるときに読んだら鼻で笑っちゃうかもしれないけど、落ち込んでるときには効く本です。
でも、この方の場合は、やっぱり本よりも映像で見た方が元気になる。
にしても、私の勝手な偏見なんだけど、テニスをしている人は松岡修造っぽい人が多い気がします。
開き直った前向きに見えるのに、たまに弱気が見え隠れするあたり、かわいいなと。
メンタルを意識的に鍛えてる人が多いんだろうな。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-09-20(Tue) 12:06:55】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

いとうやまね 美女麗句



【バイブル】

立ち読みしたり、トイレの時間にちょろっと読んだりするのに、ちょうどいい本。

正直、幸せな最期と遂げてない方の言葉を読んで、ウーン……と思う部分がある。
言葉自体に、そう思わない、と思うこともある。
また、人の考えなんて月日や経験とともに変わるものだから、そういう部分をすみっこにおいて読んでます。
1,000円じゃなかったら、買わなかったかも。
この本のいいところは、言葉をただ抜粋しているだけってとこ。
著者の感傷まじりのコメントや写真など一切なく、サッパリとまとまっている。
だからこそ、ストンと心に落ちていく。

抜粋しすぎたらこの本の意味をなさないから、少しだけ紹介します。
その言葉を言った方の名前は、あえて書きません。
探してみてね。


あるとき私は、自分は美しいと決めたの。

大切なのは、どう見えたかじゃなく、本当はどうかよ。

私は常に自分を自分の人生の主人公として大切にしてきました。

おかしな形はおかしな形なりに均衡があって、
それがみんなにとってしあわせな形ということも、あるんじゃないかなあ。

あてにするから腹が立つ。

どんなサイズだろうが容姿だろうが、自分の体を受け入れることが大切。

女は別にセックスしたいからモテようとしてるわけじゃないの。

気持ち良くしてもらおうじゃなくて、自分から気持ちいい所に当てていくのよ。

でも絶対に悪い時より、いい時の方が多いものよ。それは比較にならないほどね。

人生で恐れるべきことはありません。必ず解決できるからです。

世の中にはそれこそいろいろあって、誰だって傷つくんだから「痛い」と泣いてないで、バンソウコウを貼ってしっかり生きていかなきゃダメよ。

何があっても、面白がってしまいなさいよ。

あまり先のことまで決めてしまうと、かえってタイミングを失うわ。

もしあなたが私の最悪の時にきちんと扱ってくれないなら、
私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない。



かなり厳選したけど、すこし多くなってしまったな。
選ぶ言葉によって、自分がどうなりたいかがわかる気がする。
きっと、ビビビとくる言葉は人によって違うんだろうな。
そして、
マツコ……!!! ミッツ……!!!!!
と、なにやら胸が熱くなる言葉もありました(笑)
第2弾も作ってほしいな。





本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-09-13(Tue) 17:50:03】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

山田玲司 非属の才能



【バイブル】

・空気が読めない奴と言われたことのあるあなた
・まわりから浮いてるあなた
・こんな世の中おかしいと感じているあなた
・本当は行列なんかに並びたくないと思っているあなた
・のけ者になったことのあるあなた

おめでとうございます。
あなたには”非属の才能”があります。



うっさんくっさ!!
しかも青臭い気配がビンビンに伝わってくるぜ。

でも帯(らしいが、ほぼ表紙)の絵が、心の琴線をはじいた。
(上記の表紙じゃないです)
みんなとちがってよかったねの丸っこい文字が、じんわり心に染みていった。
ちょうど金も持ってるし、今を逃したらもう忘れてそうだし、これから乗るバスの時間つぶしに買ってみるか。

だまされたと思って買ってみた本だったけど、バスの中で夢中になって読んでいた。

学生の頃読みたかったという思いと、読んだのが今でよかったという思いが交錯する。
学生時代にこれを読んだからって励まされるとは思わないが、あきらかに将来を見通す力はついただろう。
ただ逆に、非属を認めることも属することもできない自分にモンモンとした可能性もある。
今読んでよかったと思うのは、非属であること属することそれぞれのメリット・デメリットを未熟ながらも肌で感じてきているから、腑に落としこみながら読むことができた。
そして、自分のことだけではなく、もし子供を育てることがあったら……というところまで考えることができた。
ちなみに、自分の過去にたいする後悔と怒りで夜も眠れなかった20代中盤~後半のときにこの本を読んでいたら、と思うと怖い。
立ち直れなくなりそう(笑)

これと真正面から対抗しているのが、東京大学応援部物語(最相葉月)だと思う。
こちらは非属であることではなく、属する中で己をそぎ落とし、なおかつ残る信念によって全体を変えていこうとする気迫がある。

どちらの本を手本にするかは、人による。
私はずるい大人なので、都合のいい時は属し、都合が悪くなれば非属として開き直る。
もし学生時代の私と会えたら、この2冊を同時にあげたいと思う。
どう思うかは、自由です。

さて、本の感想。

著名人たちの言動などを例にあげ、1つ1つ非属であることのメリットを説いてくれる。
具体的な例なので、自分事のように感じられていい。

わたしが好きなところは第一章の「尾崎ならわかってくれるさ」のセクション。
理解者がいないとき、実在の(自分の)ヒーローを身内にして、心の師にしてしまう方法。

また、第二章の「いっぱい転んできな」の文字には、唐突に泣けてきた。
プレッシャーをかけたほうがうまくいく場合もあるけど、転んでもあたたかく迎えてくれる場所がある、と安心できる言葉だと思えて、すごく胸が熱くなった。

第三章の「過去の成功体験にとらわれない」も好きです。
井上雄彦さんの言葉もそうだし、昔イチローが同じようなことを言っていたのを思い出した。
その言葉を聞いた時も、感銘をうけた。

第四章の「グーグルの入社試験」の話も面白かった。

第五章の「人の言うことは99%聞くな」も納得。

ここまでは、なんとなく自分でも考えてきたこと。

同じ第五章の、「「意味わかんねぇ」がハマる罠」には、ガツンと脳をゆさぶられ反省しました。
意味わからない、は私の口癖なのです。
頭を使うのが面倒くさいときに使ってます。
だけど、確かに自分が不勉強であることを棚にあげた言葉。
なるべく安易な言葉で逃げずに、わかる努力をしようと思いました。ほんと。

また第五章の「言い訳を言うくらいなら無理をする」のセクションも好き。

第六章はわりととばして読んだけど、「創る、そして、人に見せない」のセクションになるほど、と思いました。


背筋が伸びるような、とても励まされる本でした。
そして、人の嫌な部分がみえても、少し角度を変えて見れるような気持ちになった、気がしないでもない(笑)
まだ、そこまで大人にはなれてないかもしれないけど、気持ちはね。

この本を読みながら、とある1冊を思い出しました。
あさのあつこさんの「NO.6」です。
もしかしたら、違う作品だったかもしれないけど、たしかこの小説。
ことあるごとに「考えろ」と主人公の紫苑が自分に言い聞かせるシーンがあるけど、「非属の才能」と言っていることが同じことなのでは、と思いました。
要するに、自分で考えて自分に従え、ということかな、と。

こういう考え方は、好きです。
影響うけるかどうかは、自分で考えて自分で答えを出したいと思います(笑)



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-09-13(Tue) 16:13:59】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

蛇蔵&海野凪子 日本人なら知っておきたい日本文学



「日本人の知らない日本語」のタッグで、今回は日本文学。
チラッと立ち読みしたら、兼好さんの「最近凝った名前が多いよね……」と『言いたい放題清少納言』がおもしろかったので、買いました。
絵もかわいい!

読み終わった感想は、いつの時代も同じようなこと言ってんだなーってこと。

この時代の女性のイメージは、慎ましやかで男性に従属的な人ばかりと思ってたけど、なかなかみなさん伸びやかなのね。
っていうか、清少納言が(笑)

紫式部のグルグル具合もおかしかった。
「よし 普段はアホのふりをすることにしよう」って……!!(笑)

菅原孝標女は、友だちになれそうだ。

イケメン戦隊の話を読んでみたい。
金太郎が実在の人物であることも知らなかった。

ヤマトタケルが突き刺した剣はあの剣だよね、とか男同士のラブラブがある万葉集とか、腐女子的にも気になること満載。
源氏物語はとりあえずマンガで読もうと思った。

藤原出世レースが、はじめて理解できた!
ツッコミが書かれていると、理解しやすいなー。

枕草子をこのキャラクターでマンガ化してくれないかな。
すごく読んでみたい。

っていうか、今でいうブログ本だよね。




本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-09-08(Thu) 13:34:11】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

おおたうに 見た目診断

見た目診断見た目診断
(2004/11/18)
おおた うに

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【好き】

「人を見た目で判断してはいけない」

と昔話や童話からも教わってきたので、タイトルを見て、これを読んでおおたうにさんが嫌いになったらどうしよう、と心配しつつ読んでみた。
思ったとおりのステレオタイプだけど、「オタク系」以外は好意的に読めました。
「職業別」はちょう漠然としてるのでわかりません。
「オタク系」「ヤンキー系」の情報は若干古いなー。
わたしがギリギリカブるかカブらないくらいの世代だと思います。
ヤンキー系は最近復活してきてますが……。

いわゆる「キャラだち」として見ると、とても楽しい。
この男性版、わたしも読みたいと思います(アマゾンにそう感想を書いてる方がいたので)

個人的に、ギャル系・ヤンキー系・エスニック系・サーファー系・B系が好きです。

この本の中で一番共感したのが、ギャル系の項目。

同類意識が強く、意外にも横並び主義のギャル系は、周囲の友達の影響で、ストリート系にもなり、キャリア系にも転ぶ。ふんわり見えて実は頑固な革新派のオリーブ少女とは対極を行く、日本古来の女性像をそのまま踏襲してるのが、実はギャル系と言えるのだ。

言い過ぎの部分はあるものの(でもそんなの事細かに書いてたら長ったらしい文章でさぞ読みにくくなるだろうな)、頑固で革新派のオリーブ少女の部分はちょう納得。
オリーブ少女という言葉が古すぎてアレで今となっちゃ範囲が狭すぎるけど。

当たり前だけど「人との付き合い方」の参考にはなりません。



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-03-30(Wed) 13:13:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

おおたうに 乙女の教科書



見ていて楽しい。
絵もかわいい。
1の方が好き。
2は色のトーンは派手(蛍光色?)になったけど、ファッション自体は無難になったような。
コンサバで小さい女の子のための本じゃないのが嬉しい。

lesson6の、

コンタクトがゴロついて涙ぐむ男子、とか、ぼやけるために眉根を寄せて、「え? よく見えない」と言う男子、とかには軽くイラッとしてしまいそうである。はるか向こうに野生のインパラが群れている! のを裸眼で発見するようなひとが良い。

には、強い賛同とともに大きな声を出して笑った。
インパラ!
わたしもそういうひとが良いです。


本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2011-03-23(Wed) 12:59:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

若山ゆりこ ガールズ・インディア!

ガールズ・インディア!―女子のための極楽インド案内ガールズ・インディア!―女子のための極楽インド案内
(2008/10)
若山 ゆりこ

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【好き】


この人の絵が好きなので読んでみた。
わかりやすい。
インドっつーとディープすぎる内容が多く、インド万歳かインドくそったれ(そこがいい!)な内容の系統ばかり読んできたせいか、こちらは「日本人女」として真っ直ぐな目線で書かれていたように思った。
ファッションや雑貨にページがさかれていたのも、かわいいもの好きとしては嬉しい。
そりゃ、文化遺産やら歴史やら宗教やらまあ色々と見るべきことはありますが、心躍るショッピングも大事だよね。
日本にもインド雑貨があるとはいえ、やっぱり本場のものや相場を知りたくなるわけです。
インドファッション誌を数冊買うってのも、いいなーと思いました。
ヨガをしたりエステをしたり。
こういう内容を読むと、インドに行ってみたいなあと思います。
いや、インドは嫌いじゃないんだけど、インド系のエッセイ本を読むと行く気が失せるというか怖くなるというか敷居が高くなるというかインドに(精神が)沈められそうなドロドロしいイメージしかわかなくなっていたので。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-12-25(Sat) 00:37:36】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

斎藤薫 人を幸せにする美人のつくり方

人を幸せにする美人のつくり方 (KAORU SAITO BOOKS)人を幸せにする美人のつくり方 (KAORU SAITO BOOKS)
(2010/02/26)
齋藤 薫

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★7/10

以前、斎藤薫さんの『「美人」へのレッスン 斎藤薫』を読んで、とても共感しました。
なので、今回も・・・・・・。
その時の知識は、血となり肉となっているハズと思いつつ、実は『「美人」へのレッスン 斎藤薫』の内容を忘れちゃってるんですが。

この本は、人を幸せにする美人さんたちを取りあげて書かれているエッセイ。
女優さんなど具体的な例をとりあげて語られているので、その女優さんのファンではないと「そ、そうなのかな???」と首をかしげてみたり。
斎藤さんの筆力のたまものか、ラインナップの絶妙さか、「いや、それは違うし!」と強烈な反発心を持つことがないのが不思議なくらい。
ある程度、話半分に読んでたところもあるけどさ。

わたしは、やっぱりアグリー・ベティの章が一番好き。
ここに書いてあることは、わたしも確かに思ったことがある。
昔から綺麗だとちやほやされてきたのにうまくいかなかった人、逆に生まれて今まで外見で悩まされてきた人、努力して勝ちえた外見に違和感をおぼえた人など、一度でも「外見なんて!!」と舌打ちもしくは泣きっ面をさらした人なら共感できるのでは。

成熟した20代(前半)の子なら理解できるかもしれないが、わたしが20代の頃に読んでもまったく共感できなかったに違いない。
「所詮外見」そして「もとがダメなら油絵のように上から隠せばいいのよ」と本気でおもってた頃にこの章を読んでも、開き直ったブスのいいわけ、と自分を棚にあげて一蹴していたかもしれない。
(そんな過去の自分ではなかったと思いたいが)

けれど今の年齢になって、けっして多くはないがいろいろな年代の人間と出会い、自分と比べながら身をもって体験してきたからこそ、心からこの章に共感できるんだと思う。

「化粧もろくにしない、おそらくスキンケアもろくにしないだろう、ちょっとアレたその肌を、でも、不快に思ったことはたったの一度もない。ファンデーションをびっちり塗った自分の肌のほうが、よほど不快だと思ってしまうのだ。」

わき目もふらずに一生懸命に向かっている姿は、かわいそうでも辛そうでも惨めそうでもない。じつに美しいものなのだ。

”キレイだけを追っかける女”はむしろ醜い。


最初の言葉など、まさしくわたしも実感したことがある。
そして、そんな彼女との出会いによって、一生懸命自分を飾ることをやめた。
ありのままの顔、ありのままの服、ありのままの行動・・・・・・ん、なんかおかしい。
極端から極端へはしる人間がやることです。
今度は、怠惰と諦めがにじみでてきている自分の姿に気づく。
「キレイになる」こと以外に必死になって追いかける出来事がある人と、さして必死になることがないくせに「ありのまま」を免罪符に楽なほうに流れる人とでは、同じ素顔でもまったく違う意味を持つものだった。
当たり前っちゃ当たり前だが、自分でやるまでは気づけないのよ。

そしてわかったこととは、「目の輝き」は本当に見てわかるものだということ。
目の大小はまったく関係ないよ。

結局は、どうすればいいんじゃい! って話だけど、年齢や環境によってどこに比重を置くかは違うだろうし、一緒にいる人たちがどこを比重に見ているかによっても変わってくると思う。
やっぱり、外見の整い方しか気づけない人が多くいる環境だったら目の輝きは意味ないし、目の輝きしか興味を示さない人には外見がいくら整っていても宝の持ち腐れ。

となると、やっぱり「自分がどうありたいのか、どうあろうとしているのか」が一番大切なのかな。
「キレイ」云々からかなり飛躍した感想になってしまったけど、一生懸命の姿は美しい、と気づけるくらいの成長はしたのだな、とこれを読みながらしみじみ思った。







本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-09-26(Sun) 00:45:01】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

もたいようこ フランス人のケチの美学/米澤よう子 パリ流おしゃれアレンジ

フランス人のケチの美学フランス人のケチの美学
(2008/11/20)
もたい ようこ

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★8/10


知りたくなかったフランス人の現実(笑)
といっても、決してフランス人をけなしてる雰囲気はなく、「仕方ないでしょ、この人たちってば(;^ω^)」という身内の話をしているような空気が感じられて、逆にフランス人にとても親しみを感じました。
あこがれのフランス人
ではなく、
身近なフランス人といった趣。
わたしもケチなので(実際金がないんだが!)、フランス人の知恵や、ケチでもプライド持って生きている姿に共感(笑)
ま、この日本でなんでもかんでもケチだったら殺伐としてしまいそうだけど。

これを読む前に、

パリ流 おしゃれアレンジ! 自分らしく着こなす41の魔法パリ流 おしゃれアレンジ! 自分らしく着こなす41の魔法
(2010/02/17)
米澤よう子

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この本を読んでこれがオシャレなのかと感動したのですが、ケチの知恵だったのね。
といっても、セーターなど何年経っても自信を持って着続ける心意気がすき。
なるほどね、どんなヨレヨレのセーターでもおしゃれと言ってしまえばおしゃれなのか!
アイテムを揃えることではなく、工夫次第でいくらでも幅がでるのだな!
と、これからのわたしのファッション教科書になるところです。

精神的に、フランスの方が住みやすそうだなーと思いました。


本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-08-27(Fri) 22:04:31】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

田中ミエ ダンナ様はFBI

ダンナ様はFBIダンナ様はFBI
(2008/12)
田中 ミエ

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★10/10

てっきりエッセイマンガかとおもっていた。
あまり文字を読む気分ではないんだが・・・・・・とおもいながら半身浴のおともとして読んだら、これが予想以上におもしろかった。
内容も想像していたものとはちがうが、得るものは大きかった。
わたしは、じぶんとちがう考え方(視点の角度)をするひとの話をきくのが好きなので(その意見を受けいれるかどうかは別)、その欲求が充分満たされた。
心の広がりを感じる。
それはきっと羅川真里茂の「NYNY」のマンガの1シーンが心に刻まれているからだとおもう。
『拡がってゆく・・・。ん
 考え方の違う人達が、求める価値も存在も違う人間、私の閉ざされた心が拡がってゆく。 』

このセリフは、思った以上にわたしの軸になっているらしい。
身内になるとそうも簡単に割り切れないが。
そう、NYNYの舞台もアメリカ、そしてこの本のダンナ様もアメリカ人。
だからといって、その2冊がイコールでは結ばれないが。
単なる余談です。

さて、本書の感想を。
冒頭は、二人の出会いから。
こんなドラマチックな話はあるのか、それにダンナ様は田中ミエさんのどこに惹かれそこまで猛烈アピールをしたのかということがとても気になる。
文章から察することはできるが、実際本人の口から聞いた言葉を知りたいものだ。
だが、そこに触れられないままだったのが唯一の心残り。

そして内容はしだいに、ダンナ様のFBI仕込みの快適生活テクニック・もしくは荒技へと繋がっていく。
これが意外と納得の内容なのだ。
まるで自己啓発本のような感覚におちいる。
さすがにそれは極端じゃあありませんか?
と言いたくなるところもあるが、それこそがわたしの想像する「アメリカ人」だなと思う部分だったりする。
子どものころからの環境・文化がちがうとおもえば、そういうものかとおもえるものだ。
とはいえ、じぶんとちがう考え方をする人の話を聞くのは好きと言っていても、ミエさんのようにそれを素直に受けいれる人間にはまだなれないらしい。
議論議論議論の嵐になりそうだ。
だから、直接話を聞くよりは、こういう本でワンクッションおいて読んだ方が素直に入ってくる。

それはさておき、かっこいいな、とおもう部分を抜粋。

「FBIの仕事で犯罪を捕まえると、すごく自分と距離が近い。強い怒りはあるんだけど、体が触れるほど近いと、思わずそんなやつの背中を軽く叩いていることがあるんだ。やっぱり心のどこかで、しっかりしろよ、と思っているのかもしれないない」

「彼も、僕も、互いのかつての仕事を名乗りあったりはしないよ。今はどちらもリタイアしているけど、やっぱり知らんふりするべきなんだ。なぜだと言われてもね。国の仕事に関わっていた人間はそういう教育を受けているんだよ」
(中略) ダーリンはその後、さりげなくマンションの公共設備やごみ置き場などの安全に気を配るようになっていった。階下のご主人の安全をおもんぱかったのだと私には分かる。名乗りもせず、影のように心を砕いていたのだ。先方にとってはなんだか怪しい外国人に見えていただろうけれど、相手に気づかせることなくずっとVIPを守るかつての仕事をしていたのだ。


なんのドラマだ、と思うほどかっこいい。
田中ミエさんのダンナ様は、きっと熱い心の持ち主なんだろう、と想像してこちらまで胸を熱くしてしまう。
ミーハーな気持ちで読んだ本書だったが、思いがけずよい影響を受けることができた。
読んでよかった。







本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-08-14(Sat) 01:21:50】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

遺伝子組み換えとクローン技術100の疑問&生命科学


2000年11月/2003年07月

ちょっと興味をもったので読んでみました。
この2冊の他にも数冊読んでみたけど、他のはさっぱり分からなかった。

難しくてページが進まないっつの。
読んでると眠くなってきて、何度居眠りこいたことか。
科学系の本は、勘違いしたまま理解してることも多そうなので、ちゃんと解読できてるかどうかわからん。

もっと分かりやすい本はないものか。
それかDVDとか、先生とか、なんとかかんとか。
ねえ。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-03-17(Wed) 23:49:41】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ニュー・サイエンティスト編/黒輪篤嗣 実証 超科学講座

実証 超科学講座実証 超科学講座
(2007/10)
不明

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★3/10

科学の素朴な疑問に答えてくれる本です。

どれだけ脂肪があれば防弾になるのか?
化石になりたいけど、どうすればいいの?
温まったビールはなぜまずい?
溶岩サーフィンしても溶けない板って?
声が変わるガスを吸ってバグパイプを吹くと?


などなど。
なんだってそういうこと考えたんだろう、と目次を見るだけでも楽しいです。
そういう質問に、数人の科学者や専門家の方が答えてくれます。
面白いのが、それぞれの回答者によって答えが微妙に違うということ。
例えば、毒蛇の毒は飲めるのか、という質問。
問題ないと答える人もいれば、問題あると答える人も。また、愚か者! とこき下ろす人も。
他人事のように、蛇遣いが毒を飲むパフォーマンスしていたけれど大丈夫そうでしたよ、なんて答えも。
数人の人が答えてくれるので、それだけ答えの確実性が増して面白かったです。

が、あまり答え方が好きではなかった。
翻訳のせいかもしれないけど、全体的に冷たいやりとりが漂ってる気がしました。

また、日本人が発見した”第五の味”とは?という項。
中華料理や日本料理ではグルタミン酸ナトリウムという調味料がよく使われます。という質問文から始まります。
いや、使わないし。
と思わずツッコんでしまいました。
要は「旨味」のことだったんですが、イギリス(質問者はイギリスの方)との壁を感じてしまいました(笑)

海外書だからなのか、翻訳者と波長が合わなかったのか、ところどころで違和感を感じて読みにくかったです。






本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-02-23(Tue) 13:29:00】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

発掘 幕末の陰謀


2009年12月 徳間書店 524円
★10/10

2009年12月末発行のため、情報がものすごく新しいです。
「龍馬伝」はもちろん、今制作中の映画「半次郎」や今年1月にクランクインする「桜田門外ノ変」まで紹介されています。
私は堅苦しい本が大の苦手なので、こういった軟派な本を幕末の入口にして良かった。
現在プレイ中の更に軟派な(笑)乙女ゲーム「薄桜鬼」で得た知識と照らしあわせて読みました。
「薄桜鬼」は結構史実に基づいて作られているんだね。
この本は、昔有力だった説・今有力な説など、偏らずにどちらともすべて教えてくれるのでありがたい。
さすが、真偽を読者にゆだねていることはある!
入門書としては最高じゃなかろうか。
軟派軟派と書きましたが、内容はしっかりあります。
軟派なのはイメージだけ。

それにしても、やけに腐女子に優しい作りになってると思うのは気のせいでしょうか。
優しい・・・・・・本当に優しいんです、記者さんが!
けっして腐女子向けの作りじゃないですが、腐女子を嫌悪するでもなく無視するでもない気持ちを感じます。
なんていうか・・・・・・こういうの、好き(笑)
あと歴女にも優しい。
といっても、私は歴女の定義がいまいちよくわかりませんが、
歴女ブームといわれるが、彼女たちは歴史上の人物のかっこいい面だけではなく、細やかな史実にも興味を持っている。ファンの嗜好も変化しているのだ。
と、まるで保護してくれるような扱い。
思いがけず心がほっこりしました。



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-01-13(Wed) 22:56:23】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

乙女の日本史 堀江宏樹/滝乃みわこ


2009年08月 東京書籍 1,400円
★9/10

日本史は大の苦手。
近代は好きだけど、庶民や学生の日常風景が好きなだけで政治が好きなわけじゃない。
幕末や戦国の男たちの思想や言動なんかサッパリ理解できない。
その時代像としての知識を得ても、感情の部分が全くついていかない。
逸話や小話を聞くと面白いのに、どうして本格的に調べようと歴史書を開くと呪文のような文章の羅列にしか思えないんだろう。

そんな私に愛の手が。
旅行先のジュンク堂でぶらり中、ストイックな歴史書の中でロマンチックに輝くピンクの表紙。
帯の【さよなら「おじさん史観」!】の文字に誘われてページを開いてみたら、冒頭「はじめに」の言葉からしていたく共感したのでございます。

そもそも男性が大好きな「デキる男」像も、女性から見たら「???」……だったり。

まさに!
そして、この本に取り上げられている範囲は神話~近代まで。
残念なことに近代に入ったとたん文壇が中心に語られ、政治家・軍隊についてあまり触れられてないのが物足りませんでしたが。
とはいえ、その時代が描かれたマンガや映画など紹介や、歴史を週刊誌ネタとして扱っていたり(人生相談コーナーもあり、春日局や中大兄皇子などが相談にのってくれる)、4コマや2Pマンガで軽快に説明してくれたり、趣向が凝らされていて飽きるということを知らずに読み終えました。

本当に本当に本当に面白かった!!

こんなに平安時代に興味を持ったことはなかったよ。
あんなに意味不明だった戦国時代の男たちの言動にも納得できるし、それぞれの時代の女性たちの表情がやっと見えるようになりました。
この本を読むことによって、記号でしかなかったモノが感情を持った人間として立体的に色づく瞬間を何度味わったことか。

わたし、この本のことを忘れません!
近代史や西郷どん・伊達政宗のことは前々から興味があったのでこの限りじゃありませんが、これから先いろんな時代や人物を調べることがあっても、この本が最初のきっかけだったということを。
永久保存版です。
表紙も可愛いし、大きさも(表紙の)柔らかさもちょうど良いし。
次は薄水色の表紙で第2弾が出ないものでしょうか。

全く、最高だな!





本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2010-01-06(Wed) 00:16:39】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

図説 アラビアンナイト


04.05 河出書房新社/ふくろうの本 \1800
★10/10

子供の時分から猛烈に憧れた世界、アラビアンナイト。
白亜の城よりモスクに惹かれ、ガラスの靴より裸足の踊り子を夢見る。
いずれ調べようとおもっていた題材ですが、その足がかりの1冊としてはとてもわかりやすく楽しかった。
ふくろうの本は、いいですな~。

本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2009-10-29(Thu) 15:43:56】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

二・二六事件 平塚柾男/太平洋戦争研究会編


06.02 河出書房新社/河出文庫 \750
★9/10

わかりやすかった。
同著者の図説二・二六事件の文庫版らしいですが、こちらの方がわかりやすかった。
226の概要を知ってたら図説の方が面白いかもしれないけど、226って聞いたことあるけど事件についての検討はまったくつかないレベルの私には、懇切丁寧に説明してくれる文庫版はありがたかったです。
また、図説同様、主要人物が顔写真つきで説明してくれるのは助かりました。
やっと。
やーっと、教科書レベルには達せたと思う。
事件を知れば知るほどどうしてこんなに注目されてるのかがわからなくなってきた・・・。
多分、私が無知なので、「すごいねコリャ」レベルがわからないんだと思う。
他の事件などを調べて、平均がわかれば「すごいねコリャ」と思うんだろうな。
この文庫版は、わりと客観的に事件を説明してくれてると思います。
一番驚いたのは、部下を私事で動かしたこと。
軍隊もしくは時代独特の考えかもしれないけど、本当にこれには驚愕と失望がある。
勝手な話だけど、思い描いていた青年将校じゃなかった。
事件そのものよりも、何も知らずにかりだされた初年兵などのその後が気になる。
そのことにも少し触れてあったけど、彼らが事件の後に上司に対してどんな気持ちを持ったのか。
信じるものがなくなったんじゃないかと思うのよね。
それまでは、上司の命令は絶対服従。
命令に服従したのに、反逆罪。
でも、通常では命令に背けば、反逆罪?
どうすべきだったのか、と自分に問うた人は多かっただろうと思う。
その葛藤しただろうことに興味がある。
まだまだ、226の本は買い集めてあるので、地味に読んでいこうと思います。
本の数だけ色々な角度から書いてあることだろう。




本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2009-04-05(Sun) 02:33:57】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

ニューヨークのとけない魔法 岡田光世


07.02/文藝春秋(文春文庫) ISBN:9784167717223
★10/10
ニューヨークライフエッセイ

1セクションが短くて読みやすかったです。
岡田さんの見つめるNYは、とても暖かくてフラットでした。
NYという気負いもなく、NY万歳という軽々しさもなく、隣の住人について雑談するかのようなエッセイ。
そのおかげで、これを読んでいるとNYがすごく身近に感じます。
そしてポジティブさをもらえました。
朝の読書にオススメ!
本当にオススメ!
影響されやすい私はこの本を読み、知らない人に会っても「話したいな、知りたいな」と思ったら話しかけるようになりました。
感情も喜楽だけじゃなく怒哀も少しは表に出すようにもなれたし。
それもいつまで続くことやら・・・ですが、少なからずも今はそれらはプラスに作用していると思います。
ヘタな自己啓発本を読むよりも、よっぽど前向きになれる本じゃないかな。
NYの生活を知りたくて読んだ本ですが、今は気力に発破をかける(もしくは前向きに・行動的に・気楽になれる)バイブルです。

ちなみに、一番共感(?)したのは「おしゃべりな電話オペレーター」の話。
アメリカのフリーダイヤルだけじゃなく、日本も機械の声でたらいまわしにされることがある。
つい先日も、大手アメリカメーカー(日本支社)に電話かけたら機械がちんたらちんたら説明してやがりました。
アメリカのメーカーだからか?
かなりイラーッときてたのに人間が出ても「ここじゃ分かりかねますので○○番へお願いします」といわれてさすがに切れちゃったわよ。
「その番号は生身の人間が出ますよね?」とな。
それ思い出しちゃった。
日本もアメリカ化(しかも悪い方へ)してるのか、アメリカのメーカーだったからか。
でも「おしゃべりな電話オペレーター」は、やっと出てくれた生人間のオペレーターの言葉によって苛立つ心が癒されていたので、それは本当にいいなーと思いました。
といっても、私が実際にそのオペレーターにあたったら、「まずは詫びれ!」と怒りが沸点通り越して気化しそうだけど。
そう考えると、アメリカ云々よりも岡田光世さんのおおらかさやユーモアを解する人柄がすごく好ましいなと思いました。
だからこそ、このエッセイが好きなのかも。

最後の章の『ちょっと切ないニューヨーク』は、本当に切なかったです。
切ないのは苦手。
だから、少しだけ流し読み。
文庫版あとがきも切なかった。
苦手だけど、ポジティブなだけじゃないんだなって思った。
そう思ったら余計に切なくなったなー。

続編の「ニューヨークの魔法は続く」を買っておいてよかった。
これから読みます。





本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-12-24(Wed) 17:31:48】 | Trackback:(0) | Comments:(4) | [編集]

ニューヨークで夢をかなえる  にしむらかえ


08.03/小学館  ISBN:9784093877657
★10/10

愛も変わらず頭ン中はNYへトリップ中。

別にNYでかなえたい夢もないし・・・と思ったけど、レビュアーさんが「NYにいったことがなくても興味がある人なら面白い」と書かれていたので手にとってみました。
絵本作家になるためにNYで渡った方のイラストエッセイです。

さすがに絵本作家さんだけあって、絵も雰囲気もかわいらしい。
NYに住んでみたくなりました。
でも、1年とか3年とかダケネ。

SATCの世界がそのままのイメージ。
だれでもいいから金曜日はデートの約束をとりつけようと躍起になってたり、病的なほどの健康オタクぶりやポジティブさなど。

文化の違う人間が集まることはどういうことかというような。
というと、重く感じるかもしれないけど、ごく気楽なエッセイでした。
肩肘はらず意気込まず、素直なイメージの著者さんのように思えるので、読んでいてホッとできます。



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-12-10(Wed) 18:14:55】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

愛がなくてははじまらない。 唯川恵


★10/10

家にあったので読んでみた。
姉が唯川恵にはまっているので読んでみようと思うのだが、いまいち気がのらずエッセイから手をだすことにしました。

おもいっきり共感した。
っていうか、私のことでしょ?ってくらい共感した。
もう、それしか言うことない。
自分をいい格好することも滑稽に見せることもなく、ありのままを書いてるようなエッセイで、スッと心に溶けていく。
そして、私も同じ失敗をしてるなあとしみじみ思う。
このエッセイのおかげで、それを自覚できたのが一番の収穫かな。



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-10-26(Sun) 16:36:21】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

旭山動物園のつくり方 原子禅/亀畑清隆



★10/10
旭山動物園リポート 単行本では2005年4月刊行

さくっと2、3時間で読めます。
著者の私情がほとんど入っておらず、旭山動物園の飼育展示係さんの言葉をそのまま伝えるというスタンスでいるおかげか、読んでいても変な反発心や同情を抱くことなく、そのままの実情を読むことができたとおもいます。
わたし好みのリポートでした。
余計なレジェンドは無用。
写真もとてもよかったです。

SN3D054700010001.jpg SN3D05480001.jpg 

このサルはかなり美人でした。
サイとゾウの触れあい(?)
こういうのがすきなんだ、と気づきました。
共生。
説明するとくどくなるので、かるく単語でポン。
・・・単語だけでかくと軽いなあ。
おなじフィールドにいても、侵さず無視せず過干渉せず。
ただお互いが違う種族(個体)だという存在を認めるだけ。
本書で坂東さんが
「つまり”いろいろな命に囲まれた空間の中の心地よさ”がそこにあるんですよ」
わたしは動物が好きというものの、所有したり懐かせたり可愛がりたいわけじゃなく、物陰からこっそりと彼らの行動を見たり気配を感じたいだけ。
坂東さんのおっしゃる言葉に、そういうことなのかもなあとひとつの答えをもらった気がしました。

ほかにも心に残る言葉があります。

「見せる側が勝手に命の価値に差をつけていただけなんだって、」
「ペンギンの名前はみんな知ってるのに、自分の頭の上を普段飛んでる鳥の名前を知らない」


すごくマイルドな本でした。
そんなに内容がつまってないので、資料として「旭山動物園のつくり方」を読もうとしたら薄く感じるかもしれない。
でも私のように「どれどれ、どんな内容かいな?」という好奇心だけで読むなら、最後まで飽きずに興味深く読むことができるはず。
まず、動物園(旭山)の一段階を知るにはちょうどいい本でした。

おもしろかった!







本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-09-18(Thu) 15:17:29】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]

「美人」へのレッスン 斎藤薫


★10/10

読んだのはハードカバーの方。
文庫版を買おうとおもいます。

自己啓発や綺麗になるなど、この手の本を以前けっこう好きで読み漁っていたんだけど、最近は自分の好きな傾向が分かってきた。
悪い例や失敗した人のことを鬼の首を取ったように生き生きと話さない本が好き。
著者自身の失敗談なら望むところだし、罪のない自慢話だってまだマシ。
うわー性格悪ーっていうかこういう人間になりたくないー・・・と思った瞬間から、その本の意味をなさなくなる。
人を蔑んだり見下すことでしか自分の自慢や良い行いを書けない「自己啓発・綺麗になる」本の著者ってけっこういるのよね。
この本はそういう鼻白むことがあまりなかった。

どちらかというと小手先のハウツー本ではなく、心のありようについて話していた感じ。
ダイアナ妃についての話はすごく共感できました。
ちなみに、「美智子さまが美しい」という斎藤さんの知人の言葉は私も同意します。

出版されたのが97年ですが、心のあり方は何十年経っても変わるものじゃないなあと思った。
むしろ、ピチピチの肌で誤魔化せなくなってきた年代にはピッタリでした。
っていうか、ピチピチの肌で誤魔化せたことなんて一つもないけど。



本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-09-10(Wed) 22:25:46】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

少女まんが魂(三浦健太郎)  藤本由香里

インタビュー記事を語るってどうなのよ・・・と、この本の感想を書きながら思ってきたけど、一度始めたことなのでとりあえず最後まで。
もともとは三浦健太郎さんのインタビュー記事を読むために借りたんだもん。

といっても、人が語ったことに対して私が思うことは、彼・彼女の言葉に同意する。納得する。どうかと思う・・・ということ一度でも思ってしまったら、自分が語ることすらしらじらしく思えてきたので、抜粋することを中心に語ります。

でも僕の描きたいまんがっていうのは、お話自体がけっこう少女まんがチックなところがあったりとかして、『北斗の拳』の路線だと対応できないんですよね。だから、そういう繊細なドラマも含めた上で「北斗の拳」っぽい味があってっていう、ややこしい融合を果たさなきゃいけなくって。

そういう三浦さんの希望を叶えてくれた出版社に感謝です。
ほんとうに!心から!
っていうか、いくら作家やまんが家といっても、作り手<会社なのかなあと少しさみしくなりましたが。
それにしても、言葉通り魂削って描いてる人なんだなあと思いました。
だから、心に食いついてくるのねえ。

口で言ったとおりにはいきませんから、現実は。
グリフィスっぽいことを言っちゃうほうがガッツみたいな立場に陥っちゃうこともあるわけですよ。だから、なかなかみっともなく生きてたりもしますね。

今まで、この「少女まんが魂」を通して、自分の好きなタイプが薄ボンヤリと見えてきた気がします。
現実と虚構のキャラクターの区別がしっかりとついてる作家さん。
っていうか、当たり前ですが。
記号化されたキャラクターを描きたいんじゃなくて、キャラクターを生かしたいと思ってるような。
言葉にするとわけわかりませんが。
こう、こう、こう、ね!??
ボキャブラリーを増やさなきゃ、ろくに感想も書けなくなってきた(笑)

そして今まで出版業界にたいして疑っていたことが、現実だったんだなあとガッカリしました。

三浦  男のまんがに関しては、さっきも言ったけど、メディアミックスで多角関係できたりとか、人間を描くというよりキャラをもタイプ別に分けて描いて、それを何人かに打ち込んでおくと人気が分散して、ある程度話題になる、とかって、みんな意識的にも無意識にも「こうやれば受ける」っていう法則に押さえて描いちゃうようになってると思うんですよ。
(中略)
でも、最近、少年まんがとか、「人間」っていうところはみんな捨てちゃうでしょう。あんまり価値がなくなってきたんでしょうか、そのへん。キャラ的な動きじゃなくって、人間的な感情の動き。
藤本  いや、欲する人は少なくなってないと思うんですよね。「新世紀エヴァンゲリオン」が、なんであんなに大ヒットしたかっていうと、それこそ少女まんが的な感情の襞を描こうとしたから。

あまり知ったようなことを言いたくないですが(よく言いますが)、やっぱりねえ!と。
しかもキャラのタイプ別ってのは、今の少女まんがにも通じるでしょう?
もともと少女まんがって、キャラ萌えとかなかったはずなのよ。
私が中学生くらいの頃、まわりは少年漫画しを読む子が多い中でよく聞いていた言葉は「少女まんがってキャラがたってない」
あげくは未だによく言われますが、「何頭身!」「顔小せぇ・でけぇ」「足なげえ」「人体的にありえない」とか。
こういう言葉を言う人にたいして、私はバカかと思ってましたし(失礼)思ってます(失礼)
まんがを読めない人ならまだしも、まんがが好きだと言ってる人でこういうところにツッコミをいれる人ってのは、私からしたら、まんがが読めない人と同じレベル。
目でみたことや頭でしか考えられない。
感じることの鈍い人だと思う。
といっても、まんがを読めないとは暴言だったわ。
ただしいまんがの読み方なんてないものね。
そんなに高尚なものなんかじゃないし、そんなつもりで漫画家さんも書いてないか。
わたしと話があわない。
そういう狭い世界でのことだったわ。ごめん。
そして作り手側も、たとえそれをどんなにつっこまれても直すべきところじゃないですよね。
少年漫画を描きたいなら思う存分直せばいいけど。
キャラがたつって何?
もともとキャラクターのしっかりした人間っている?
こういうことを考え、こういう過去があり、こういうものが好きで嫌いだから、こういう言葉をいってこういう行動をした。
それが私の好きなキャラクター設定。
それがいつの間にか、こういう行動でこういう髪型でこういう言葉をいう○○系だから、こういうことを考えるんだろうしこれが嫌いで好きだと思う。
似て非なるもの・・・だと思うんですが、どうかしら。
っていうか、この本に便乗してホンネをいってます。

エヴァも途中まで好きだったけど。
今はなんちゃてエヴァが多くなってきて、なんかね。
ばかみたいね。
でも思ったのは、読者のせいでもあるのかなって。
これからズッパリ切っていこうと思いました。
今までは、創作意欲すらも損なわせるほどの暴言を吐いちゃいけないと思ってフォローを心がけてきたけど、作品に対しては率直に言わなきゃと思いました。
別に、私は作家や漫画家の親じゃないんだし、金と時間払ってるわけだから、気を使う必要ないじゃん、と目覚めた。
むしろ開き直った?
作者自身に対する批判とかいうただのいちゃもんじゃなくて、作品に対することならいくら言ってもいいのよ。
その分代償を払ってるわけだから!
それで潰れるなら、それだけの情熱しかなかったんだと思えばいいんじゃないかしら。
人の言葉に揺らがない信念を持つことも作者としての仕事だと思います。
信念がなかったり表面でしか描くことができないから、批判なんかに潰れるのよ。
もし、かっこたる信念や自分なりの答えを出そうとするつくり手なら、批判や批評は軽くかわせるものだと信じたい。
人の言葉にころっと落ちたり歪んだり揺らいだりする作品を読むことに、なんの意味があるのかしら。
読者に甘えないでほしい。
それならいっそ、みんなで作ろうリクエスト小説!とかにすればいいじゃんね。
ぜったいにおもしろくないと思うから。
平均すぎて平凡なストーリーになると思うわ。
あれ、なんの話だった?
また話がとんだわね。
でも、最近たまってたもやもやが全部吐き出せた気がします。
作者や漫画家に気を使った感想はもう書きません。
私は作者や漫画家をあれこれ言ってるわけじゃなく、その値段払ってそれだけの時間を労して読んだ本にたいするトントンの感想を言うに過ぎない。
よし!
かなり話がそれてしまいましたが、最後に三浦さんの言葉で印象に残った文章を抜粋して終わります。

みんな話してて「俺は俺は」の時代ですよね。でも「俺は」って言えない人たちっていうのがいっぱいいるってことを忘れちゃいけません。




本 その他 趣味・ノンフィク‥ | 【2008-08-09(Sat) 01:29:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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