★10/10本好きには軽く指南書になる本だと思います。
恩田陸さんをはじめ、伊坂幸太郎さん、森絵都さん、金城一紀さん、東野圭吾さん、あさのあつこさん、石田衣良さん等総勢30名の作家さんたちの読書遍歴、そして本に対する熱い思いが熱く語られてます。
もちろん読書道と銘打ってあるだけあって、小さい頃に読んだ本から自分的バイブルと言える本までさまざまな紹介がしてあるわけですが、私が一番興味を持ったのは、作家さんたちがどういった思いで作品を書いているかを語っているところ。
みなさんそれぞれの波はあれどたくさんの本を読んでる時期が一通りあります。
そして達観している人の多いこと。
そりゃ作家なんていうのは考える生き物で考えた先には答えがあったり答えがないのが答えだったりするのだろうけど、それにしても誰の受け売りでもなく自ら考えて導き出した先に待ちうけていたことを受け止めている様子がなんともかっこいい。
読者として一番嬉しかった言葉は、数人の方がおっしゃってたんですが、「文章に熱のあるものを書きたい。読みたい。『うまい』小説ではなくて熱かろうが冷たかろうが熱があるのがいい」というような言葉。
ああ、私はこの言葉が聞きたかったのよ!
そうよね、そうよね、テクニックとかはどうでもいいのよ。
熱、作者がそれを書かなければならないという熱を感じたいのよ!
熱がある限り、この世に面白くない本なんて存在しないんじゃないかと思う最近です(笑)言い過ぎか?
とかとか、もう、本当に、その作家さんの一読者としても、読書好きの仲間(勝手に仲間にするけど)としても、本当にいい本です。
読んでよかった。