★7/10(ネタバレ)実は1、2巻は図書館でかりて読んで、3巻のみを購入した形になってるんだけど、明日この1巻を買いに行ってきます。
まずは萌え視点の感想から。
鼻血でるかと思った、いや、まじですよ。
秋本くん、歩に対してエロいフェロモンが出てる気がする。
こーゆーさ、普段おちゃらけた子がマジモードになると、かっこよすぎて腰砕けですよ。
歩もマジモードの秋本に見惚れるほどメロメロ。
秋本くんも堂々と「抱きしめたいって思うくらい」好きだと断言。
いや、これは前からか。歩がオチるもの時間の問題だなあ(笑)
歩と秋本はさておき。
ついに森口さんと高原くんがくっついちゃいましたネ!!
あんな展開で告白とはいやはや若いって素晴らしい(笑)
その流れで蓮田くんも篠原さんに告っちゃうか、と思ったけどそうはならず……ふう。
両思いになる前のもどかしい感じが好きなので、このカップルはかろうじて死守したわ(笑)
歩と秋本のカップルと同じくらい好きなのが、蓮田くんと篠原さん。
蓮田くんがかっこよくて(無口なせいなのか目立たないんだが、言う言葉がいちいちツボなんだ)篠原さんもほわわ〜んな感じのぽちゃ子っていうのが可愛らしいし。
蓮田くんの篠原さんを見る目は、けっこうエロいに違いないと思う(笑)
蓮田の視線が、笑っている篠原の口元にそそがれる。なにげにこの文章、匂い立つものがあるんですけど(笑)
そして、ナデシコの花を着た篠原さんが可愛いに違いないと想像している蓮田くんも好きなんですが、篠原さんがピアノのレッスンだと言って帰ろうとする夏の午後4時。
「送っていったるわ。夜道は危ないから」そしてグッジョブな歩のツッコミ。
「蓮田、真夏の午後四時だぞ。どこに夜道が存在するんだよ」いい、いいよ、君たち。
こういうわけのわからんアプローチの仕方って大好きです。
青い恋って感じが可愛い!
腐女子とはいえ、たまにノーマルに萌えるのは何故か。
ノーマルに萌えるときは、やっぱり脇キャラじゃなきゃ嫌なのよね。
主役には腐女子萌えを貫徹してほしく(笑)
やっぱあれか、脇キャラの女の子に何気に感情移入してたりするのか。
考えても栓無きことなので、置いといて。
けっこう真面目に読んでも、すごいなあつこさんと思える部分もありました。
うん、あつこ文章はけっこう驚かされることが多いっていうか学ばされることが多いっていうか、すごいなと思う部分が必ずありますね。
歩の現実から次第に妄想の世界に入っていく過程とか面白かったし、メグの微妙な感情を蚊をアイテムに使う部分とか、高原の進路で森口さんと一緒になりたい下心を「歩の一緒の高校にする」といってぼかすあたりもウマイなあとしみじみ。
それ以上に思わず感嘆して唸ったのは、歩の心の中で生々しくぶつかり合うのは嫌だと思っているそれを秋本は気づいたのか気づかなかったのか
「生臭いのを消そうって、考えすぎるからコゲコゲになる。むしろタラコの旨みで(略)」と、お好み焼きに例えて、しまいには漫才に行き着くことで歩の心に抱える潔癖な皮を柔らかくはぎとろうとするのですよ。
歩は秋本の言葉そのままにお好み焼きの話だと思って怒っちゃうんですけど、こりゃなかなか出来ない芸当ですよ、秋本くん。
深いな、あんた!!(笑)
そして、夏祭りが中止になる原因の市の予算や市長選挙の話。
なにげに歩や秋本たちに政治に対して語らせてる。
ちょっと考えてみて、私が中学生のころって、そんなに市や選挙のことを語れたっけ?と。
語れない語れない。
でも、歩たちは当然のようにそれを話している。会話している。
読者の元までおりてくる小説じゃなくて、読者のレベルをひき上げる小説だなぁって思いました。
さすが、児童書だと思う。もし、私が中学生や小学生でこの本を読んでたら、政治の話をする歩たちをかっこいいと思うと思うな。
そして、それを真似しちゃったりして、知ったような顔して得意気に政治の話とかしちゃいそ。
でも、それが一歩なんだと思うな。
規則破りだなんだといいながらも、真面目に真剣であることはかっこいいとストレートにいってる小説だと思いました。うん。
規則を破ることが不真面目なんじゃなくて、自分の信念に沿わない規則を打破することは、とても真面目で真剣なことで大切なことなんだと言ってるように思えたかな。うん。
そういうことは、子供時代に気づいたこともあったと思うけど、改めて大人になってから気づかされました。
あさのさん、ありがとう(笑)