★6/10なるほどそうか! これは読みすすめれば読みすすめるほど好きになっていくタイプの本なんだな!?
『エイキサイタブルボーイ』は、ちょびっとじんわりきました。
ヤーさんになったサルと引きこもりの和範が出てくる回。
この話がドラマではああ濃い味付けなるのか……。
宮藤官九郎すごいわ、これ、や、ほんと。
ドラマであった話が終わるまでは、ドラマと小説を比べた感想しか書けないんだけど。
ドラマはね、爽快で「アホだな〜」と苦笑しながら楽しむって感じだったけど、小説は淡々としていて、軽快というよりも速い感じ。
いうなれば、ドラマは羽の速さ、小説は鉄の速さ。
主人公のマコトがねドラマの長瀬智也のイメージより線が細くて片頬を上げて笑うようなシニカルさがある。
和範の笑顔に、『いい笑顔じゃないか』とマコト。
なんてことない言葉で、なんてことないやりとりで、マコトと和範の近づいていく心理描写が詳しく描いてるわけじゃないのに、どわっと何か込み上げてきた。
約63P.の短い文章の中で、言葉少なにポイントをついてくる感じは、ちょっとすごい。