学園タイフーン 子供の領分体育祭編 吉原理恵子/如月弘鷹 


★8/10

いちおう再読になりますが、ちゃんと読んだのは初めてかしら。
といっても、前回までの話やキャラ関係を忘れていたりするので、ちゃんとと言えるほどちゃんとではありませぬが。
本の厚みのわりに時間軸は1日のみです。
THE体育祭。
初めてこの本を買う方以外は、もう既にお分かりですヨネ。
なんたって、吉原理恵子ですから。
キャラ萌えの吉原理恵子さま。
不良とかヤンキーとか悪憎とかいうパターンにも時代を感じます。
80年代の香りがそこかしこ。
またリバイバル不良ブームっぽいのが来てそうなので、まわりまわってリアルタイムでいい感じになるのかもしれません。
ツッコミ満載。
広海とか大地とか武藤とか迫力威力強力魅力をふんだんに書かれているのですが、醒めた頭で読んでみりゃ「いやいやいや、それくらいでビビんないから!」と言いたい。
言いたいのだが、80年代の空気はきっとそういうのがはぐれ生徒純情派のかっこよさだったのだろうと思うと、なにやらそれはそれでいいのだろうか。
なんちゃらかんちゃら言ってみたところで、キャラ萌えとして面白いので、割り切ります。
こういうのもあっていい。
広いBL界、こんな珍魚が泳いでいてもいいじゃないか(過去吉原さんはけっして珍魚ではなかったのだが)

というわけで、内容的には日比野に同情。
烈しく同情。
か・・・彼をどうにか救ってやってヨ!!
中学生の頃はいろいろと弱い部分もあって広海を傷つけもしたわ。
それどころか、広海からサッカーを奪ったりしたわ。
でも、結局はサッカーから身をひいたのは広海の決断であって、広海の足を破壊したとかいう理由じゃないんだから広海のサッカー人生を日比野くんがそこまで責任とる必要はないわよ。
日比野くんも自分の弱さを自覚しているし、自分がバカだったと思ってるし。
それでも彼はサッカーが好きだから続けているのだし。
そんな彼の昔の古傷をえぐり出していつまでもいつまでもネチネチネチネチと追い詰める大地たち・・・。
ああ、無情。
一度のあやまちや、人の弱さを絶対に許せない大地たちは、尻の穴がちっちぇえ人間みたいだから、もう日比野にかまうのはやめな〜(涙)

と思うせいか、日比野に肩入れをしてしまいました。
烈しく日比野に肩入れ中。
現時点で私、この次の巻である「分岐点」を半分まで読んでるわけですが、日比野の不幸は止まりません。
日比野を思って私は号泣しました(ほんとに)
だって日比野誤解されまくりなんだもん!
ド変態2人組のアレだって、日比野は断ったのに、噂だけが一人歩きして首謀者の一人みたいになってるし。
それもこれも大地がはやとちりしたせい。
もう、悲しすぎて悲しすぎてたまりません。

日比野編、お願いだから作って、吉原先生!!
吉原節じゃ、日比野を救うことは無理かしら。
こういう人間的に弱さがあるキャラって、吉原節じゃないもんなあ。

大地、好きだけど、好きだけど、好きだけど・・・!
こればっかりは恨〜み〜ます〜(笑)






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